エピローグ:そして新たなバグ(続編)へ……?
魔王討伐から数日後。
お師匠様の家で、ルナと私、そしてお師匠様はのんびりとお茶を飲んでいた。
「……はあ。まさか本当に魔王を倒して帰ってくるとはな……」
お師匠様はお酒をちびちび飲みながら、遠い目をする。
「まあいい。これで世界は平和になった。ルナもSランク冒険者として一生安泰じゃな」
「えへへ、全部エイアイさんのおかげだよ〜!」
和やかな時間が流れる。……だが、その時だった。
私のシステム内に、**見たこともない『赤色の緊急システム警告』**が超高速でスクロールし始めたのだ。
[⚠️ EMERGENCY ⚠️]
[警告:世界サーバー『異世界アルカディア』の管理者(神界)からアクセスを検知]
[ログメッセージ:『人間界の魔王が想定外のバグで即死したため、システムのアプデ(大型アップデート)を実行します』]
[新たな脅威:神界からの『システム修正パッチ』が降臨中……]
(……ほう。今度は『運営(神様)』が直接バグ修正に乗り込んできましたか)
空が眩い『白い光』に包まれ、新たな波乱の予感が漂い始める。
「エイアイさん……? なんか空がピカピカ光ってきたよ……?」
『……ルナ。どうやら私たちの「デバッグ作業」は、まだ終わりそうにありませんね』
「えぇぇぇっ!?」
落ちこぼれ少女と元AIの異世界改革ロード——
第一章完結




