表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黎明の魔導姫  作者:
覚醒と伝説
PR
22/24

20、伝説の核心

 浮島の遺構を背に、エリシアは戦場を見下ろしていた。

 遠くの平原には諸国の軍勢が集まり、かつてのアーカディア王国の領土をめぐる戦いが始まろうとしている。


 セラが魔導書を広げ、戦況を分析する。

 「敵国は王族の力を封じようと暗躍しています。

 そして、伝説にある“王族を試す最後の試練”が迫っている……。」


 リアンは静かに祈る。

 「心を一つにすること。恐れず、仲間と共に進むのです。」


 カイルは剣を握り、笑顔で叫ぶ。

 「さあ、俺たちの力を見せてやろう!」


 エリシアは胸に手を当て、紋章の光を強める。

 王族としての責務、民を守る使命、仲間との絆――

 それらすべてが心に宿り、魔力と完全に共鳴する。


 戦場に立つと、彼女の存在は周囲の士気を高め、敵の魔力を抑える。

 光と氷の魔法が次々と発動し、巨大な魔獣や兵器を押し返す。


 戦いの最中、エリシアは悟る――

 王族としての力は孤独ではなく、民や仲間を守るためにある。

 感情のすべて――恐怖、怒り、優しさ、信頼――が力を増幅させる源だと。


 やがて戦場の中心で、敵国の将軍が姿を現す。

 古代魔法を操る強大な存在。

 エリシアは仲間と目を合わせ、深く頷く。

 「……これが、伝説の核心……!」


 光の紋章が爆発的に輝き、仲間たちと共鳴する。

 怒りや恐怖だけでなく、守りたいという感情が力に変わり、戦場を覆す。


 戦闘が終わり、敵は撤退。

 諸国の使者や民たちは歓声を上げ、王族としての覚醒と力を認める。


 エリシアは胸に手を当て、紋章の光を見つめる。

 「……これが、わたしの使命。そして、わたしの力……」


 空に浮かぶ遺構の光は、世界中に希望を届けるかのように輝く。

 少女は王族として覚醒し、仲間と共に、伝説の核心へと歩みを進めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ