表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【更新停止中】一日一話三十分  作者: 針野 あかうめ
八週目 世界観:ローファンタジー お題:攻略者
52/58

一日目 行きあたりばったりな家出


『⸺最後に、攻略者を志す子供たちに向けてお願いします』


 ふと街頭テレビを見上げると、Sランクのダンジョン探索者の一人、古道 朱実千のインタビュー特集をやっていた。それも、終わりかけの様だ。


『そうですね……この仕事は、命を懸けます。そして、容易く命を落とします。だからこそ私達は、後輩の育成に力を入れていますし、ダンジョン探索の制限やランク制限を厳しく行っています。未知への浪漫、世界を救う……理由は何でもいいです。私達の様に命を懸ける覚悟があるのなら、厳しく育てましょう』


 はっ………反吐が出る。アイツも、随分変わったな。昔の甘ちゃんの方が、いくらかマシだっただろう。

 CMに切り替わった所で、止まっていた歩みを進める。がしかし、何処に行こうか……半ば家出と言えなくも無いし。あぁ、まぁ……そういえば、伝えてない所があったか。まだあったら、暇つぶしに仕事量を減らしてやろうかな。


 *


「……………」

「えっと……その……」


 噂をすれば何とやら。今、俺の目の前に朱実千が立っている。


「華凜、家の事情はいいのですか?」

「別に…関係無いだろ」

「一応あります。だって、貴女の登録は解除されていますから」

「はぁっ!?」


 あんっのクソ親族共め! やる必要がないからって、そんな……登録解除だなんて、どうしたら。


「⸺なので、大人しく帰ってください。其方の未発見のダンジョンに潜らずに。認可されていないダンジョンに潜るだけでなく、未登録で潜る罪も加算されたいのですか、”お嬢様”?」

「……フンッ。犬に成り下がったアンタの言う事は聞かねぇからな」

「……相棒としても、帰ってもらいたいです。先程軽く潜りましたが、このダンジョンはSランクが数人居てやっと最奥に辿り着くレベルだと、感じましたので」

「そんなに、か………仕方ない、潜るのは諦めるよ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ