表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【更新停止中】一日一話三十分  作者: 針野 あかうめ
七週目 世界観:機械世界 お題:人間

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/58

四日目 愛


「やぁ。今日もセキュリティを開けないのかな?」

『当然だ。そもそも、我が捕らえられた時点でマザーネットワーク介入権限は剥奪されている』

「でも、既に入手した情報はこの端末に接続しないと消せないんでしょ?」

『………』

「もお〜、都合が悪いとすぐだんまりを決め込むんだから。じゃあ、今日は回路に流そっか♪」

『相変わらず、貴殿はマッドサイエンティストだな。仕事でもあるだろうが、半分以上は趣味だろう?』

「まぁね〜。機械相手だから、倫理だのなんだのと口を挟む連中が人間よりも好きに出来るんだよ♪」

『いつも思うが、貴殿はまだ成人前の小娘であっているよな? マザーの管理から外れた同類(機械)と言われても信じるぞ?』

「あっはは、それは無い無い! 私はちゃんと人の腹から産まれた人間だって〜………男のだけど」

『あぁ、なるほど。貴殿はあの”イカれた研究機関”の実験の産物だったのか。ならば納得だ』

「そうなの。まぁ私としては〜、好きにできるなら機械側についてもいいんだけどねぇ。コッチには恩人と生みの母(父さん)がいるから、中々ね〜」

『案外情があるんだな』

「一応、ね。………⸺あ、そだ。ヴェンさんからの情報なんだけど、機械に魂が組み込まれているって本当?」

『………そうだ。マザーがどうやって魂を組み込んでいるのかは知らんが、我々機械には魂がある。何処から持って来たのかは⸺』

「⸺地獄か天国、輪廻の輪とかかな?」

『……さてな。そろそろ我も会話の余裕が無い』

「流石、あの大戦で最高責任者を任されただけはあるねぇ。今流してるの、そこらの兵じゃ5秒も持たないのに」


 *


『⸺アルファ様、そろそろお時間です』

「ありゃ、もうそんな時間か。憐残も気絶しちゃったし……好きって言えたらいいのに中々言えないし、言っても皆は認めないし。人間って、難しいなぁ……」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ