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【更新停止中】一日一話三十分  作者: 針野 あかうめ
七週目 世界観:機械世界 お題:人間

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五日目 諦


 こんな世界は違うって言う人もいるけど、私にとってはこの世界の方が生きやすい。元々仕えていた主が、機械に殺されて殺した奴が主になったりもしたけど、今私が住んでいる所は人間保存法? だとかで監視はあるけど大戦以前の生活の保証がされている。

 多分、あの町に住んでる人間の大半は、このままが良いって言うかも。


『ミノリ君、今日は蜂蜜酒というモノを飲んでみたくてな。頼めるか?』

「了解しました、旦那様」


 私が仕えている主は情報うんたらのお偉いさんで、機械になってからは私の仕事量は大分減った。前の人間は、空き時間があればすぐに呼び出してジロジロみるし、趣味なのか際っどいメイド服を着せられてたし……未だに掴み所が分からないけど、適度な距離感を持っている今の主の方が働きやすい。


 *


 私が住んでいる町の規模としては、千人前後。食料は機械が育てているけど、長年の勘と言ったモノも侮っていないらしく、人間も食料生産に関わっている。が、大多数は私みたいに物好きな機械の元で働いている。


 時々、反抗勢力の噂を聞く。私としては、頑張ってるんだなぁ……くらいしか思わないけど、せいぜい彼らは彼らなりに頑張ればいいんじゃないかな。


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