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【更新停止中】一日一話三十分  作者: 針野 あかうめ
六週目 世界観:現代? お題:不思議な道具屋

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その後の話 これからも


 僕が万点堂で働き始めてから、そろそろ一年。

 最近では幻覚がチラつく事も少なくなり、毎日の外の景色は荒れ果てた荒野と割れた月が浮かぶ空。

 リュウドウと会ってからは、生存魔法なるモノが掛かったアクセサリーを勝手に身に着けられていたから分かるのだが。……リュウドウと会う前まで、何故僕が生きていけたのか疑問でしかない。本当。


「といっても、リュウドウはまぁった商品の仕入れに行ったんだよなぁ……」


 ノウェンと名乗る男に解いてもらってから、僕の記憶は戻った。子供の頃の記憶や、保護者以上父親未満との記憶。それと、コールドスリープ中に世界宙賊なる輩が押し入り、研究所に残るありとあらゆる物資を奪っていった事も、朧気だが記憶していた様だ。

 万点堂に来る前日、僕は予定通りに起きれたが、それ以外の人間は中で死んでしまっていた。恐らく、適性が無かったのだろう。


 ⸺そうそう。リュウドウが帰って来た日にノウェンについて聞くとリュウドウは笑って、そういう変なヤツなんだと頭を撫でられた。一応、僕は17だから、子供扱いは止めてほしいんだけどなぁ……未だにするし。


「まぁけど、来週から僕も魔法を教えてもらうから、頭くらいなら安いかも」


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