↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
8/16

成長

本を盗んでから1週間ぐらいたった。あれから、俺達は、リウム先生と手続きなどをして、学校に通っている。といっても、かなり有名な学校で、勇者だからただで、いけるわけじゃないらしい。




王様が費用とか色々やってくれているらしい。勇者だから、やってくれているのだろう。




この世界の勇者でよかった。




学校では、図書室があるので、本を読み放題だ。もともと、一人で図書室にこもっていた俺にとっては、かなり嬉しかった。




もちろん休日もある。学校が始まる頃ぐらいから、外出が許可されたので、よく街や森の方に一人で行った。




この世界では、動物にもレベルとかがあるらしく、殺せば経験値になるらしい、人間もだ。だから俺は、森で狼を見つけたので3匹ぐらい剣で殺した。




気配遮断のおかげで、手間がかからなくてよかった。




LVは4になった。狼ごときではそんなに上がらなかった。




だから昨日、ギルドを見つけて、募集の中にある強そうなモンスターを狩りに行った。思った通りギルドはちゃんとこの世界にはあった。




そのモンスターは、人間より少し大きい猿みたいなやつで、俺は図書室で読んだ罠の作り方という本通りに、罠を作り、罠にかかったそいつをひたすら剣で刺しまくって殺した。




そしたら、23LVになった、通知には、〜〜LV〜を倒しましたと来るみたいで、その猿はビッグモンキーと見た目通りの名前だった。




倒したときには殺したやつのLVも見えるみたいで、ビッグモンキーは、30LVだった。思ったより強かったみたいだ。




あと、俺にはクラスのやつらと違って、成長性というステータスがある。その影響もあるんだろう。




LVが上がったので、ステータスがかなり上昇していた。LVが上がったときは体がとても軽くなったような感覚になった。




一番嬉しかったのは、固有スキルを手に入れたことだ。俺は、強奪というスキルを手に入れた。




固有スキルは、説明が書いていなかった。今度使ってみるつもりだ。




とまあこんな感じでここ最近は、自由に動き回っている。




学校では、全員魔法をやる。職業が魔術師じゃないクラスのやつも、基礎魔法をやっていた。




俺も剣騎士ということになっているので、基礎魔術をやっていたが、練習する必要もなかった。簡単すぎる。他の生徒は、苦戦しているみたいだけど。




魔術は、スポーツみたいに感覚でやるものなんだろうな。




あんまり目立つと、いいことはないので、放出する魔力量を少なくして、下手に見えるように頑張った。本に書いてあったことだ。魔力の応用だったっけ。




本を読んでいてよかった。




リウム先生は優しく愉快な先生で、実践の授業以外でも、講義も面白く、みんなから、好かれている。




そして一番驚いたことは、クラスの奴らが優しくなったことだ。俺が一人で飯を食べているときも、一緒に食べないか、と話しかけてきたりする。前は俺をのけ者にしてきたくせに。




あの問題児だった田崎も穏やかになった。爽やかなイケメンに見えてきた。




この世界に来てからも、変わらないと思っていたが、みんな変わってきているのかもしれない。だからって俺がクラスの奴らを好きになれるわけじゃないけどな。




※




異世界に来てから2ヶ月がたった。俺のレベルは100を超えていた。他の奴らのレベルはというと、リウム先生がたまにギルドの依頼を引き受けて、連れてってくれるので、ちょくちょく上がっているみたいだ。確か、和田のレベルが40ぐらいだった。




そんなある日、リウム先生が言った。




「みんなかなり強くなってきたし、スキルも使いこなせるようになったみたいだし、クラス全員でダンジョンに行くことにしようと思っている。行きたくない人とかいるかな?」




もちろん、誰も何も言わない。




俺達の成長速度は、この世界では異常らしく、最高ランクより3つ手前のモンスターなら余裕で倒せるほどらしい。




そうして、俺達はダンジョンに行くことになった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。