表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カストラート 〜傾国の歌劇(オペラ)〜  作者: nhhtn
学院編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/233

脳内会議:怒りの炎と事件の本質


脳内では『私』が、かつてないほどの激しい怒りにその魂を震わせていた。


『絶っ対に許さない……っ! 音楽を、未来ある子供たちの夢と命を、こんな理不尽な暴力で踏みにじるなんて……万死に値するわ……っ! カース、落ち込んでる暇はないわよ。これ以上の犠牲者を出すわけにはいかないわ!』

((ああ、分かってる。必ず僕たちの手で犯人を突き止めて、相応の罪を償わせる。……でも、それだけじゃダメなんだ))


以前改善させようとして、力及ばなかった、この事件の本質。


『ええ。実行犯を捕まえたとしても、根本にあるこの音楽院の「歪み」を直さなきゃ、いずれ第二、第三の爆破事件が起きるわ。今度こそあの守銭奴のクソ狸をぶん殴ってでも、経営方針を改めさせなきゃダメよ!』


そう、この凄惨な事件の引き金を引いたのは、犯人たちの歪んだ悪意だけじゃない。

カストラートクラスを『最高級の商品』として異常なまでに神格化し祭り上げ、その一方で楽器科の生徒たちをただの『都合のいい資金源サイフ』として搾取し続ける——。

この音楽院が誇る冷徹な経営システムそのものが、この最悪のヘイトを生み出し、怪物を育て上げたのだ。


少しでも面白い、続きが気になると思ってくださったら、ブックマークや評価(☆☆☆☆☆)で応援していただけると大変励みになります!

基本毎日更新です。

今後もよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ