表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カストラート 〜傾国の歌劇(オペラ)〜  作者: nhhtn
動乱編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

100/233

キャプテン・スカロの『顔パス』


僕たちが港から王宮へと続く巨大な城門へ近づくと、当然のように、物々しい漆黒の鎧に身を包んだ近衛兵たちが、交差させた槍で僕たちの行く手を遮った。

しかし、先頭を不敵に歩くスカロがニヤリと下品に口角を吊り上げ、懐から一枚のくたびれた金色のメダルを提示した瞬間――衛兵たちの態度が一変した。


「――っ! 失礼いたしました、キャプテン・スカロ!どうぞお通りください!」


ガシャリ、と一斉に槍が引かれ、直立不動の敬礼で見送られる中、僕たちは一切の検問なしで難攻不落の城門を通過した。


((すごいや……。スカロって、ただ口の悪い荒くれ者じゃなかったんだね))

『顔パスなんてレベルじゃないわね。あのメダル、女王陛下から直々に裏の全権を委任されている最高位の証よ……。国家公認の大物私掠船長だなんて、とんでもない超優良コネクションを掴んじゃったわね、私たち』


脳内の『私』が驚き半分、歓喜半分で声を弾ませる。

事実、スカロのその絶大な口添えの威力は凄まじかった。

本来ならば数ヶ月、あるいは数年は待たされるはずの『女王陛下との謁見』が――信じられないことに、その日のうちにセッティングされたのだ。


少しでも面白い、続きが気になると思ってくださったら、ブックマークや評価(☆☆☆☆☆)で応援していただけると大変励みになります!

基本毎日更新です。

今後もよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ