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ワン・ブラックドック  作者: ジャム
5/7

ウルフ&ドック&フォックス イン ケイサツ

「よ・・・よろしくお願いします・・・」


白い狼達に囲まれて、オドオドしながらドックは言う


周りがざわめく。


ドックが周りを眺める


(なんだろうこの気持ち・・・同じ生物なのに・・・)


(気迫がすごい・・・)


鳥肌が立つ。何人も殺してきたかのような冷たい目でこちらを見ている


囲まれている中から割り込んでくるように、凛々しい白い狼が出てきた


出てきた瞬間に、その白い狼に道をあけ、敬礼を全員がした。


もちろん、フォックスまでも。


集団で生きてきていないドックにとっては、それは初めての出来事であり、目を丸々とさせた


「君が・・・・新入りか? おい、誰が連れてきた」


「あ、私です。所長」


「また、フォックス君だったか・・・まあ、いいだろう。 それで、この子は?」


「私が見る限り出来は70%ぐらいです。・・・後、この子について調べて欲しいことがあります」


「それはなんだ」


「この・・・えーっと・・・」 


「ドックです」 


ドック自身が言う。 気になっている子に名前を忘れられるのは少し傷が付いた


「この、ドックさん ピンチになると、我を忘れ、こう・・・力が制御できなくなります。」


「ふむ・・・後、一つ聞いていいか」


「はい」


「この部は白い狼限定だと、何回言えばわかるんだっ!」


怒鳴る。 その音が遠くまで響くよう


「・・・・あの」


ドット自身が言う


「なんだ」


「俺の父さんは、一応白い狼です・・・」


「・・・?じゃあ、なぜお前は黒いんだ?お前の母が黒い・・・ニホンオオカミなのか?・・・いや、なぜ、ドーベルマンのような顔をしている」


「俺の母さんがドーベルマンだからです。」


社内中がざわめく。 こんなのはもうドックにとっては慣れていることだ。


人間界で言うと、女と女が男と男が結婚するレベルのものだ。


そのざわめきは所長の一言で終わる


「わかった。 今はホワイトウルフは人手が足りない。白い狼などとはどうでもいい。 ドット、入社を認めてやる・・・手続きは終わった。詳しくはフォックスに聞け」


「・・・・え?しょ・・・書類・・・履歴書とかはかかなk「それはどうだっていい、君の事を私が覚えてればいいだけの話だ。」


「・・・・そうだ、私が名乗ってなかったな申し訳ない、私の名前はウルフだ。 よろしく」


「よ・・・よろしくお願いします」


これが、ウルフとドックの初めての出会いだった。

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