ウルフ&ドック&フォックス イン ケイサツ
「よ・・・よろしくお願いします・・・」
白い狼達に囲まれて、オドオドしながらドックは言う
周りがざわめく。
ドックが周りを眺める
(なんだろうこの気持ち・・・同じ生物なのに・・・)
(気迫がすごい・・・)
鳥肌が立つ。何人も殺してきたかのような冷たい目でこちらを見ている
囲まれている中から割り込んでくるように、凛々しい白い狼が出てきた
出てきた瞬間に、その白い狼に道をあけ、敬礼を全員がした。
もちろん、フォックスまでも。
集団で生きてきていないドックにとっては、それは初めての出来事であり、目を丸々とさせた
「君が・・・・新入りか? おい、誰が連れてきた」
「あ、私です。所長」
「また、フォックス君だったか・・・まあ、いいだろう。 それで、この子は?」
「私が見る限り出来は70%ぐらいです。・・・後、この子について調べて欲しいことがあります」
「それはなんだ」
「この・・・えーっと・・・」
「ドックです」
ドック自身が言う。 気になっている子に名前を忘れられるのは少し傷が付いた
「この、ドックさん ピンチになると、我を忘れ、こう・・・力が制御できなくなります。」
「ふむ・・・後、一つ聞いていいか」
「はい」
「この部は白い狼限定だと、何回言えばわかるんだっ!」
怒鳴る。 その音が遠くまで響くよう
「・・・・あの」
ドット自身が言う
「なんだ」
「俺の父さんは、一応白い狼です・・・」
「・・・?じゃあ、なぜお前は黒いんだ?お前の母が黒い・・・ニホンオオカミなのか?・・・いや、なぜ、ドーベルマンのような顔をしている」
「俺の母さんがドーベルマンだからです。」
社内中がざわめく。 こんなのはもうドックにとっては慣れていることだ。
人間界で言うと、女と女が男と男が結婚するレベルのものだ。
そのざわめきは所長の一言で終わる
「わかった。 今はホワイトウルフは人手が足りない。白い狼などとはどうでもいい。 ドット、入社を認めてやる・・・手続きは終わった。詳しくはフォックスに聞け」
「・・・・え?しょ・・・書類・・・履歴書とかはかかなk「それはどうだっていい、君の事を私が覚えてればいいだけの話だ。」
「・・・・そうだ、私が名乗ってなかったな申し訳ない、私の名前はウルフだ。 よろしく」
「よ・・・よろしくお願いします」
これが、ウルフとドックの初めての出会いだった。




