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ブラックバレンタイン

小川は今日、なんだかソワソワしていた

「あんた、こんな大きな袋持ってどうするの?」

「え?!いやぁ…まぁ…ね」

「…チョコレート」

「え!!あ、いや…ね」

「…学校、お菓子持って来るの禁止だったよ」

「え…」

小川はなんだか、絶望したような顔になった。そんな顔をしながら学校に向かった小川

「おはようございます…」

「おはよう」

「おっはよう!」

あとから部員の茉白(ましろ)と副部長の咳人(せきと)が来た

「美味い、美味い」

「…先輩?何食べているのですか?」

「ん?チョコレート」

「え?でも、お菓子禁止のはずじゃ…」

「バレンタインは特別」

「え!マジで!やった!」

さっきまでの暗い顔から明るい顔になった小川。そして、いつの間にか放課後部活も終わっていた

「1個も貰えなかった!」

誰かが肩を叩いてきた

「これ、あげる、作った」

ホールのガトーショコラだった

「いいの?」

「うん」

「ありがとう!」

続く

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