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 食事を終えて、五人にデザートの焼きプリンを配った。たまご・牛乳・お砂糖・ヴァニラビーンズからできた、素朴なものだ。かために焼いてある。

 ココットにはいったそれを、五人は不思議そうに眺める。表面にはカラメルをかけてあった。「甘い匂いがする」

「デザートです。おかわりありますからね」

 五人は目を合わせ、お匙でプリンを掬った。

 プリンはおいしいので、全員がつがつとかき込んでしまった。競うようにおかわりの声がする。俺は全員に新しい焼きプリンを出して、ココットを回収した。

「ああもう」ジャヤさんはプリンを頬張って、身をよじる。「今日で相当舌が肥えちゃったみたい。困るわ」

「マオ、これおいしいよ。食べたことない味だ」

「ディファーズのお菓子じゃないの?あ、これのほうがおいしいか」

 五人ともプリンを三個食べて、元気よく作業用のテーブルへ移動する。とっとと仕上げるぞ、とレミアンさんが号令をかけ、計算が始まった。


 厨房で片付けを手伝い、お夜食の下拵えをしておいて、寝る準備を整えた。部屋にさがり、ベッドに潜り込む。すぐに眠って、夜半に首尾よく目覚めた。

 伸びをして、部屋をでる。用を足し、井戸端で歯を磨いて顔を洗う。完全に目が覚めた状態で厨房に這入った。

 アーチから食堂を覗く。「お疲れさまです」

「お疲れさま」

「マオー、はらへったー」

 五人は着々と帳簿を片付けていた、精査済みの帳簿が積み上がっている。収納した。サニエルくんとリアムくんがテーブルに突っ伏して寝ている。

「お夜食、食べますか?」

「お願いできる?食べたらわたしが寝る番よ、レミアン」

「ちゃんと覚えてるよ」

 交代で仮眠をとってるのか。そうだよなあ。徹夜なんて無理しちゃだめだ。少なくとも俺はしたくないし。

 夜食をつくる。

 お米はといでお水に浸しておいたから、一旦お水を切る。それをお鍋へ戻して、水加減をし、そこから200mlくらいお水を減らす。それからお塩をいれてかき混ぜ、更に、きのこのアヒージョの残った油をいれる。ざっと混ぜたらまんなかをくぼませ、手で裂いたきのこ類をたっぷりいれて蓋をし、火にかける。はじめは強火で、ぐつぐつしてきたら弱火にし、じゅうじゅういってきたら火から外す。

 別のお鍋に豚肉のうす切りをいれ、炒める。色が変わったら、人参・大根のいちょう切り、里芋をいれて油をまぶすみたいによくまぜ、お水を注いで沸騰させる。沸騰したら、お味噌をといて、豚汁の完成だ。

 寝る前にお野菜は洗って切っておいたし、楽にできた。きのこの炊き込みご飯は、ざっくりまぜて、どちらもお鍋ごと持って行く。俺も食べたくなってきちゃった。


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