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 駆使していれば、魔物はいうことをきく。誰のいうことをきくかで、駆使している持ち主かどうかがわかる。

 駆使魔法は、戦って相手を弱らせてつかったり、相手を懐かせてつかったりするものらしい。気絶させて、とか。くわしくしらんけど。でもとにかく、そうやって駆使魔法をかけ、支配下に置けば、ある程度のいうことは聴く。その時に魔法をかけなおすようなものではない、らしい。

 つかったらそれっきりなんだと思う。仕組みがわからんけど、多分ね。つまり、駆使した瞬間にごそっと持って行かれて、あとはなにもない。

 魔物屋さんが頻繁に魔力を恢復(かいふく)している様子はないし、魔力の多寡で決まるのは、多分駆使する段階でのことだ。駆使してしまえば、そのあと魔力の消費はない。そう考えないと、魔物屋さんが、商売として成り立っているのがおかしいことになってしまう。すっごい数のニーバグつれてきたりするんだぜ、授業の為に。あれが常時、ちょこちょこ魔力を奪われている状態とは思えない。いや、魔力をまったく気にしないってことではないよ。何度か恢復(かいふく)しているのは見たが……ああもう、こうなると感覚的だが、違うんだよな、伝糸持ちとか、魔力を消費するタイプの収納空間持ちが恢復(かいふく)する感じとは。魔物屋さんは飽くまでも、念の為、って感じだった。


 戦って云々というのはちょっと、使役と似ているが、駆使魔法は使役みたいな支配ではない。魔力や体力のやりとりはできないようだし、状態異常についてもそうらしい。らしいとしか云えないが、実際のところそういう運用をしているひとは居ないから、できないんだろう。

 例えばだけど、使役を極限まで事務的にというか、倫理観を無視した運用をすれば、条件あるけれど仮の不死くらいのことはできるのだ。体力や魔力の高い魔物をとっ捕まえて使役しておいて、そこから体力・魔力を奪い続ければいい。自分で魔力薬を()まなくても、とっ捕まえている魔物達に魔力薬を()ませるなりして恢復(かいふく)し、自分がそれを奪う、とか。ええと、恢復(かいふく)魔法をつかえる、エラフィーブみたいなのを捕まえておいて、延々恢復(かいふく)させ続けて、自分がそれを奪い続ける、とか。多分駆使魔法はつかった瞬間魔力を消費するだけだから、体力・魔力を奪えるのならばおつりが来る。


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こちらも宜しくお願いします。 ループ、あの日の流星群
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