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 体がふやけそうなくらい長風呂して、名残惜しいけどお風呂を出た。あー、さっぱりした。


 服をきちんと着て、ぽかぽかした状態で錠をかけ、ロビィへとぼとぼ戻った。ほーじくんも一緒だ。ほーじくんは羽の油分が気になるみたいで、バームを渡すとすりこんでいる。髪がすでに乾いているので、ユラちゃん辺りにやってもらって、戻ってきたのだ。俺があまりに長風呂なので、心配させたみたい。

 リッターくんも合流した。というか、前方向から歩いてきたのだ。ほーじくんと一緒で、俺がのぼせていないか確認に来たらしい。俺達に気付くと足を停め、ほーじくんに喋りかける。ほーじくんは羽繕いしながら、微笑んで応じている。

 バームを返してもらった。ロビィにはほかのみんなが集まっている。サーダくんとダストくんも、さっぱりした様子で立っていた。ふたりが宿へ戻って、トゥアフェーノにドライさぼてんをあげ、ここまで歩いて、お風呂にはいるだけの時間があったということだ。俺、何時間お湯につかってたんだろう。

 皆さん、なにか飲んでいた。フルーツ牛乳かな、と思ったが、そんなものはこちらの世界にはない。

 ユラちゃんがぴょこんとはねるみたいにやってきて、ゴブレットを渡してくれた。頷いて飲む。裾野のひとはお酒を呑まないから、不意打ちでお酒をくらうことがないのはいい。

 ゴブレットの中身は、アロエベラの果肉がはいった、ココナツジュースだった。味がうすいので、お風呂で水分を失った体にしみる。


 水分補給をして、外へ出た。皆さん、今まで着ていた服を抱えている。ほーじくんだけは持っていなくて、ネクゼタリーさんがほーじくんの分も持っているみたいだった。多分、お風呂にはいるついでに洗って、乾かしたんだ。

 サーダくんは恩寵魔法以外もつかえるけど、ほーじくんはつかえない。だから、ネクゼタリーさんが代わりにお洗濯してあげた、ってことだと思う。対立しているみたいと云っても、兄弟は兄弟なのである。仲好しだ。

 俺も服は洗ったのだが、乾かす技術がないので、収納空間に放置している。言葉がもとに戻ったら、マルジャン達に頼んでなんとかしてもらおう。


 市場でかき氷を買い、みんなで食べた。これはユラちゃんのおごりだ。

 かき氷は、ざくざく系で、素朴なお砂糖味のシロップがかかっている、飾りけのないもの。でも氷がいいのか、とにかくおいしかった。

 ひとりだけ先に食べ終えてしまったので、俺はその辺の屋台をうろうろして、収納できそうなものを買ってまわった。言葉が通じなくてもやることはかわらない。

 銀貨は、おじさんと妹が用意してくれたものが沢山あるし。


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こちらも宜しくお願いします。 ループ、あの日の流星群
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