Day2-4♦自殺未遂
俺は、そいつといろいろな話をした。
大学のこと、バイトのこと、彼女のこと…
そして、ふとしゃべりつかれて寝てしまった。
起きたら、辺りは暗かった。
スマホを起動したら、電池切れと表示されシャットダウンしてしまった。
なので、腕時計を見る。
7時20分ぐらい。
段ボールの家の前の砂で筆算する。
…大体156万円。
何が買えるか…と皮算用をしていたら、小さな男の子が川に向かって歩いているのが見えた。
何か落としたのかな?と思ったが、どうもおかしかった。
地面を探すしぐさを見せていない。大体こんな時間に落し物を探しに来るなんて変だ。
(まさか!?)
俺は走った。
あの子めがけて。
「やめろーーーーーー!」
その子はとうとう川に飛び込んだ。
すぐ後に俺も飛び込んだ。
おれはその子を抱え、川から上がった。
「おーい!どうしたー?」
あいつだ。
今頃起きたか。
その子は最初俺のベットの上で怖がっていたが、徐々に落ち着いてきた。
「きみ、名前は?」
そいつが聞くと、その子は答えた。
「「大崎 瞬」…」
小さな声だった。
俺が、どうして川に飛び込んだんだ?と問うと、また小さい声で答えた。
「昨日、ここで友達を川に押落としちゃったんだ。何して遊ぶかその子とケンカしてキーっとなって押したら…」
その子は涙を流して話していた。
そいつがもういい。と止めた。
おれはそいつに言った。
「なあ、この子をここに住ませてあげようぜ。このまま、家に帰ったって辛いめにたくさん会うだけだと思う…」
そいつは、黙って頭を抱えると
「あーあ、また飯が減っちまうのか…」
つまり、遠回しにいいと言っているんだろう。
よかったな。と俺はその子に言った。
「俺は子供嫌いだからな。その子はお前のベットで寝かせてやれ。」
またそいつは言った。
素直じゃねーな。と俺は思った。
明日が楽しみだ。




