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Day2-1♦絶交

 朝―


 目覚めてすぐ時計を見たら8時を指していた。


 …俺の今の懸賞金は、大体115万2千円。


 今日も誰一人家に入れないと決めていた。

 カーテンは閉め切り電気もつけていない部屋で。


 ピンポーン!


 誰か来た。

 じっとしていればすぐ帰るだろう。

 そう思っていた。


 しかし、今度はノック音が聞こえてきた。


 ドンドンドン

 

 今度は声が聞こえてきた。


 「おーい!たけちゃーん!いるんだろー?開けてくれよー!」


 聞き覚えのある声だ。

 俺はおそるおそるドアのちっこい丸い窓から外を覗いた。


 「おれだよー!松川だよー!覚えてるだろー?」


 そうだ!松川だ!中学校の頃の親友、「松川 輝幸」!

 

 俺はドアを開けた。

すぐにあいつは入ってきた。


 「久しぶりだなー!なんでここにいるってわかった?」


 するとあいつはなにやらバッグをゴソゴソしながら、


 「いやー!久しぶりに会ってみたくてね。マンションにいなかったからもしかしたら実家にいるかなって思ってね。」


 と言ったすぐあと、あいつはバッグから手を出した。


 手の中には大きなトンカチ…まさか!


 「お…おい。なんだそれ?」


 俺は聞いてみた。するとあいつは、


 「見ての通りトンカチだよ…お前を殺すためのな!」


 ビュン!


 あいつはトンカチを振りかぶった。


 「うわ!」


 おれは避けた。


 そのあと、何が起こったか分からない。

だけど、互いを傷つけあったのは確かだ。


 ハッとおれは気が付いた。

 あいつは倒れていた。

 机の角に頭をぶっつけたのだろう。

 痛がっていた。


 俺は、とっさに窓のカギを開けて出ようとした。


 俺は叫んだ。


 「友達を殺す奴は最低だ!おまえとなんか…絶交だ!」


 一階の庭に飛び出した。


 そして走った。

 すごいスピードで。

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