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黄金世代 ②

【エアライド】


この三人と戦うのに魔法使いの私が接近してるとか愚の骨頂でしかない。急いで距離を取らないと………


「こうなるのよね?」


【マジックソード】


セイントの攻撃を魔法で生み出した剣で受け止めながら後方へと逃げていく。相変わらずか一撃一撃が重い。どんな力してんのよ


「相変わらず対応力の高さは健在だね!」


「褒められてる気しないけどね?」


私が急いで逃げたのにセイントは一瞬で距離を詰めて攻撃してくる。あの一瞬でマリアがバフをかけて私の動きに合わせてきたんだ。この三人は本当に息があっていて嫌になってくる。阿吽の呼吸で動くんだから嫌になりそう


「くっ?」


【エアーインパクト】【マジックバリア】


まだ数秒経過したかどうかなのにルーグがロックランスの魔法で私に襲い掛かってきた。セイントを吹き飛ばしてバリアで防いだけど一瞬しか稼げてない。もう目の前からセイントが消えて後ろに回り込んでるんだから


【サイクロン】


自分を中心に魔法を放ち真上へと逃げたけど追いかけるようにライトニングアローが飛び交って襲い掛かってくる。この異常な数はルーグとマリアが二人で唱えてるんだ。やだやだ、本当に天才ってこうも凄いんだろうね


「もぅ!」


空を縦横無尽に飛んでライトニングアローを回避するけど、回避した先にセイントが待ち構えてくるからうざったい。明らかにセイントの方へと誘導されていて私を仕留めようとしてくる。やっぱり先にマリアを倒さないと私が負ける


【フレアバースト】


ライトニングアローを避けながらマリアに向けてフレアバーストを放つ。当然ながらマリアはマジックバリアで魔法を防御してくる。って言うか、いつの間にかルーグが消えてるし………もぅ、面倒だから探すのは無視だ


【アイシクル】


「ちっ!」


私が自分の周辺を一気に凍らせたことでセイントが近付けなくなった。近付けば体が凍結してしまいマリアの回復を必要とするダメージを受けるからだ。だけど、私の狙いはセイントの接近を許さないことじゃない!


「なっ?」


「きゃ? キャァァァ!」


マリアの周辺に上昇気流が発生して体が一気に飛び上がったことに驚くマリアは空中でバランスが取れなくて困り始める。私が三人のことを誰よりも把握してるのはずっと追い求めていたから。マリアは光魔法と土魔法しか使えないことは知ってるんだから


「マリア!」


「助けさせない!」


【トルネード】


「くそっ!」


トルネードの魔法に阻まれてマリアに近付くどころか私の邪魔も出来ないセイントは一瞬だけ膠着してしまってる。その一瞬があれば私はマリアを倒せる!


【ライトニングアロー】


「無駄です」


【マジックバリア】


私の魔法を防いだマリアはどうにかして空中で体制を整えようとしてるけどそんなの許さない。ここで仕留めるって決めたんだから仕留めるって!


「なっ?」


「さぁ、ゼロ距離での魔法を食らえ!!」


【フレアバースト】 


ライトニングアローを防いでる間に私はマリアに接近しフレアバーストを全力でお見舞いする。マリアは地面に向かって急降下していくけど途中で急に止まった


「助かりました」


「構わんよ!」


隠れていたルーグがマリアを魔法で助けたか。でも、隠れて何をしてたか気になる。おそらく魔方陣か何かを描いて大規模な魔法を使おうとしてるんだろうね。そんなことさせない!


「全部吹き飛ばす!!」


【テンペスト】


街の人がいないことは吹き飛ばされた時に確認済み。ここらの住宅の人たちには申し訳ないけど家を破壊させて貰う。後でドワルゴ様に謝っておこう


「私の存在を無視するな!」


【テンペスト】


私のテンペストを相殺するかのように同じ魔法を唱えて魔法を打ち消してきた。やっぱり魔法ではルーグには勝てない。攻勢だったのもルーグが本格的に参戦してなかったから。ここからは作戦が失敗したかどうか知らないけど参戦してくるかな?


「僕も本気で行くよ!」


【栄光の道標】


「私も手を抜きません」


【救済の手】


「おまえを全力で打ち倒す!」


【魔導の極み】


ここに来て称号の力を使ってきたのかぁ。私も使いたいけどセットしたのを使うと意味が失くなりにアイシャ様たちに迷惑をかけてしまう。どうすれば………いや、使える、私は陰口が一つだけセット出来る。団長にセットしてした陰口が効果時間が切れて使えるようになってる。陰口が使えるだけでも全然違うよ!


「私の本気を見せる! あの時の私と違うんだ!」


【陰口】


これで二重(デュアル)が使うことが出来る。攻撃力の面では圧倒的に勝ったと思うけど怖いのは栄光の道標だ。勇者特有のスキルで詳しいことは知らないけど勝利を確実にする力だと聞いてる。勇者らしいふざけた力なんだと思うけど私の陰口もふざけ具合なら負けてない


それにマリアから二本の光る腕が延びていて神々しさを感じる。両手は組んで祈りのポーズを取ってるから使う代わりに両手が使えなくなるのかな?


ルーグの魔導の極みは有名な力だから私でも知ってる。あらゆる魔法の効果を増幅させ魔力消費を抑えるぶっ壊れ性能だ。魔力切れを狙うとかは諦めた方がいいかも


ここからが本番なんだ。何故か手加減されていたけど油断なんか絶対にしない。私だってあれから鍛えに鍛えて強くなったんだから

いいねや高評価してくれると嬉しいです。ブックマークが増えると作者は小躍りします。誤字、脱字の報告何時でも受け付けてます

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