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✒ 【 帝都、最後の日 】 商店街 / 最後のショッピング 1


──*──*──*── 商店街


ベアリーチェ

今日きょうも≪ 帝都 ≫の《 商店街 》は賑やかだな~~~ 」


セフィ:セフィーロ

今日きょう昨日きのうより手癖の悪いスリと人拐いが多いですよ。

  ワタシからように気を付けてください 」


ベアリーチェ

妖精さん達(光の玉)べてくれるだろ? 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィ、妖精達(光の玉)そばても用心する気持ちは持ち続けてください 」


ベアリーチェ

「 分かったよ… 」


 昨日きのうとは打って変わって《 商店街 》は大勢の人で埋め尽くされていて、歩くだけでも一苦労だったりする。


 なんで今日きょう人でごった返してるんだろう?






 ≪ 帝都 ≫に到着した日(1559日目)は、宿泊施設ホテルの宿泊室でタシルドレテク(身代わり妖精)と再会して話をしたあと、セフィーロと一緒に南側へ行って、歴史的建造物を見て回ったり、屋台やお土産物屋を見て回って大いに楽しんだ。


 滞在1日目(1060日目)はセフィーロと一緒に西側にある広場へ行って、天気が悪くなる迄は掘り出し市を見て回って楽しんだ。


 滞在2日目(1061日目)は1日中、生憎の雨天だった。


 外出はしないで、手紙を書いたり、刺繍をしたり、絵本を読んだり、イメージイラストをいたりして過ごした。


 滞在3日目(1062日目)は曇り空だったから、セフィーロと一緒に外出をした。


 西側の広場へ行って、掘り出し市の最終日を楽しんだ。


 滞在4日目(1063日目)は晴天だった。


 セフィーロと一緒に西側にある大聖堂や野外劇場,野外音楽堂,図書館とか見に行った。


 滞在5日目(1064日目)も晴れたからセフィーロと一緒に東側へ行って、色んな《 飲食店 》を見て回って、《 商店街 》も見て回った。


 滞在6日目(1065日目)──つまり今日きょうは、2回目の《 商店街 》巡りをしている。


 こんなに人が混雑している理由を探る為に妖精さん達(光の玉)りに飛んで行った。


ベアリーチェ 

今日きょうの店の中にも入りにくいな…… 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィ、あの店に入りましょう 」


ベアリーチェ

「 どの店ぇ? 」


セフィ:セフィーロ

「 帽子屋ですよ 」


ベアリーチェ

「 帽子屋ぁ? 」


 そんな訳でセフィーロが帽子屋の扉を開けてくれた。


 オレ(ベアリーチェ)はセフィーロと一緒に帽子屋の店内へ入ったんだ。


──*──*──*── 帽子屋


店員

「 いらっしゃいませ!

  ようこそ、お越しくださいました 」


ベアリーチェ

「 うわぁ~~!

  見て見て、パーパ!

  お洒落で可愛い帽子が沢山あるよぉ~~!

  すごぉ~~い 」


セフィ:セフィーロ

「 娘に似合う帽子を買いたいんだけど、誰か一緒に探してくれないかな? 」


店員

「 は、はい!

  僭越ながら私が担当させて頂きます!

  私はティモリと申します。

  宜しくお願い致します 」


ベアリーチェ

「 ティモリお姉さんだね!

  ベリィはね、ベリィって言うよぉ。

  宜しくね! 」


セフィ:セフィーロ

「 ワタシはセフィーロ・リーチェ。

  娘はベリィ・リーチェだよ 」


店員:ティモリ

「 リーチェ様で御座いますね。

  では──、未成年者用の帽子は此方こちらになります。

  お嬢様が気に入るデザインの帽子が有ればいのですが… 」


ベアリーチェ

「 未成年者用と成人用って分かれてるんだぁ? 」


セフィ:セフィーロ

「 性別や年齢層別にも分けられているようだね 」


店員:ティモリ

「 はい。

  ムーンラビハットの創立者が性別,年齢層別に分けて商品を展示されまして、それをだい(だい)受け継いでおります 」


 ムーンラビハット…………なんかイ◯ローハットみたいだな。


 イ◯ローハットは帽子屋じゃなかったけど。


ベアリーチェ

「 ムーンラビハットって、月の帽子って事? 」


店員:ティモリ

「 “ づきウサギの帽子屋 ” という意味です 」


ベアリーチェ

づきウサギの帽子屋ぁ? 」


 おぃおぃおぃ──、それって “ さんがつウサギの帽子屋 ” の事かよ?


 “ 不思議の国のアリス ” に登場するイカれた帽子屋の相棒のウサギの事なんじゃ……。


 “ 不思議の国のアリス ” を知ってるって事は、この帽子屋ムーンラビハットの創立者って、転生者か転移召喚者って事じゃないのかよ?!


 ≪ アブカニズダ帝国 ≫の≪ 帝都 ≫に転移召喚者か転生者がた!!


ベアリーチェ

「 ティモリお姉さん、創立者の人は元気ぃ? 」


店員:ティモリ

「 え?

  創立者は……70年程前に亡くなられています。

  隣国とイザコザが起きてた時に出兵されて……名誉の戦死を遂げられました… 」


ベアリーチェ

「 そ…そうなんだぁ…。

  えと…じゃあねぇ……子孫はないの? 」


店員:ティモリ

「 子孫で御座いますか?

  られますけど……今は≪ 帝都 ≫を離れておられます。

  ≪ ベフダンテス ≫≪ ベルファルタ ≫≪ エマリディカン ≫≪ ルンペシキン ≫でムーンラビハット(帽子屋)の支店を開業しております 」


ベアリーチェ

「 そうなんだ…。

  支店が沢山あるんだねぇ!

  すごぉ~~い 」


 なんだよ……また死者かよ…。


 はぁ~~~、なか(なか)生きてる転生者や転移召喚者には会えないもんだなぁ……。


 仕方無いかぁ……今は帽子に専念しようっと。


ベアリーチェ

「 あっ──、あの帽子の花飾り可愛い~~! 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィ、走ると転ぶよ。

  ──元気なのはいけど、お転婆で困るよ 」


店員:ティモリ

「 可愛いですね 」


ベアリーチェ

「 パーパぁ!

  ティモリお姉さぁん!

  帽子に手が届かないよぉ~~~ 」


店員:ティモリ

「 お取り致します、お嬢様。

  ──どうぞ、お嬢様。

  お被りくださいませ 」


ベアリーチェ

がとぉ~~、ティモリお姉さん 」


 店員さん(ティモリ)から受け取った帽子を被ったら姿見の前に立って見てみる。


 う~~~ん、やっぱり飾りが可愛い!


 この帽子、パム(パムミメーラ)に似合うんじゃないか?


 リボンの色をパム(パムミメーラ)の瞳の色に合わせて変えたいな。


 まぁ、そんなのは買ったあといくらでも手直しは出来るってもんだ。


 花飾りを小さなに付け変えたら、ネリィ(ハンネリィート)にも似合いそうだな。


 だ帽子は早いだろうけど、きっと似合うし、可愛いに決まってるぅ!!


 なんせ、お父様(ディアスト)お母様(レナフォード)の子供だ。


 オレ(ベアリーチェ)の妹でもあるんだから可愛いに決まってるじゃん!


 くはないけど、オレ(ベアリーチェ)じき(じき)に縫いたいな。


ベアリーチェ 

「 ティモリお姉さん、帽子の飾りって取り外しが出来るのぉ? 」


店員:ティモリ

「 えっ、飾りの取り外し……で御座いますか?

  いえ……此方こちらは取り外しは出来ない仕様になっております 」


ベアリーチェ

「 取り外しの出来る帽子もあるの? 」


店員:ティモリ

「 はい。

  あるには有りますが……婦人用の帽子になります。

  未成年者用,成人用の帽子は飾りの取り外しは出来ない仕様となっております 」


ベアリーチェ

「 婦人用…… 」


セフィ:セフィーロ

「 飾りの取り外しが出来てしまうと飾りだけが売れて、肝心の帽子が売れなくなってしまうからじゃないかな?

  欲しい帽子があるならいくつでも買うから遠慮しなくていよ 」


ベアリーチェ

「 パーパ、がとう! 」


 確かに一理あるかもな。


 帽子って意外に長持ちするし、雑に扱わずに手入れも欠かさず丁寧に使えば、いくつも持つ必要は無さそうだ。


 帽子コレクターでもない限り、帽子を頻繁に買ったりはしないだろうし?


 飾りが取り外せる便利な帽子が発売されたら、ます(ます)帽子は売れなくなるかもだし?


 一般的には飾りと帽子は1セット──だもんな?


 どうせならドレスと御揃いで統一感のある帽子が欲しいよなぁ。


 帽子を使い回さずに1着のドレスに専用の帽子──、まさに金持ちらしい贅沢だな。


ベアリーチェ

「 パーパ、この帽子はパムにプレゼントしたいのぉ~~~。

  ベリィはねぇ、外出用のドレスに合う帽子が欲しいのぉ 」


セフィ:セフィーロ

「 ドレスと御揃いの帽子が欲しいのかい?

  それだとオーダーメイドになるね。

  ティモリ、(ムーンラ)(ビハット)ではオーダーメイドは頼めるのかな? 」


店員:ティモリ

「 は、はい!

  勿論で御座います!

  オーダーメイドも可能で御座います 」


セフィ:セフィーロ

「 外出用のドレスはなんちゃくもあるけど、持ち込んでも構わないのかな? 」


店員:ティモリ

「 勿論で御座います!

  ドレスと御揃いの帽子を御注文される御客様は意外と多いので、お預かりさせて頂きます 」


セフィ:セフィーロ

かったね、ベリィ。

  オーダーメイドの帽子を作ってもらえるよ 」


ベアリーチェ

「 わぁ~~い!

  嬉ぃ~~~♥️

  最初は5着でいかなぁ? 」


セフィ:セフィーロ

「 いきなり5着は多過ぎるかな。

  ほかの御客の依頼も受けないといけないからね。

  ティモリ、初めは3着でいかな?

  後日、ティモリ宛に届くように手配するからドレスと御揃いの帽子を頼めるかい 」


店員:ティモリ

「 はい、かしこまりました!

  御注文、おたまわり致します! 」


ベアリーチェ

う~~、ティモリお姉さん 」


セフィ:セフィーロ

「 では──、ワタシの名刺を渡しておくね。

  帽子が完成したら連絡をくれるかな 」


店員:ティモリ

「 名刺……で御座いますか? 」


 あぁ……異世界には名刺なんて概念は無いのかな。


 初めて見たんだろうか、ティモリさんは首を傾げながらセフィーロから受け取った名刺をマジマジと見ているよ…。


店員:ティモリ

「 …………リーチェ商会……設立者兼代表取り締まり役……??

  リーチェ商会……設立者……??

  えと…………えっ!?

  リーチェ商会って──あの “ リーチ商会 ” ですか!?

  タシィルドレテク・ランシティブ公爵令息が関わっておられる?! 」


セフィ:セフィーロ

ほかのリーチェ商会がなければ、その “ リーチェ商会 ” だね 」


 あははぁ~~…………ティモリさんが戸惑ってるよぉ……。


 そりゃそうだよなぁ……だってさぁ、《 リーチェ商会 》の設立者で代表取り締まり役だなんて大物だもぉん。


 腰を抜かしちゃいそうな程に全身が震えているよ、ティモリさぁん!!


 倒れないでね、お願いだから!

◎ 1661日目 ~ 1604日目の内容はカットしました。

  4日分を書く気力が無かったんです。

  菩薩のような寛大な心で、察してください。


◎ 訂正しました。

  1661日目 ─→ 1601日目

  1662日目 ─→ 1602日目

  1663日目 ─→ 1603日目

  1664日目 ─→ 1604日目

  1665日目 ─→ 1605日目

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