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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
【 一五九九日目 】 セグウェト共和国 きにゅ鉱山 ─→ アブカニズダ帝国
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✒ 【 歴史的建造物を堪能してみる 】 帝都・南側 / 屋台,お土産屋さん巡り 4


ベアリーチェ

「 異世界で万歩計を流行らせるのは早過ぎるかな? 」


セフィ:セフィーロ

魔道具マジックアイテムとして売り出せば珍しい物きには売れるかも知れませんけど、流行るかどうかは…… 」


ベアリーチェ

「 だよなぁ~~~。

  育成機能なんか付けないでシンプルなのがさそうだ。

  くても『 お散歩ピカチ◯ウ 』辺りかな? 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィは万歩計を販売したいですか? 」


ベアリーチェ

「 …………いや、どうしても必要って訳じゃないよ。

  その日その日を生きるのに精一杯が一般的な異世界で万歩計は流行りそうにないかな。

  腰に万歩計を身に付けて歩く貴族は笑えそうだけどな! 」


 “ たまご◯ち ” もそうだけど、無駄にハイテクな娯楽商品は異世界に根付かないと思う。


 なにせ中世っぽい世界だし、販売するにしても時代が早す過ぎるだろう。


 アナログな娯楽商品の方が簡単に受け入れられ易いと思う。


 自分が1日になん歩いてるのか知りたい貴族なんてないだろうし、馬車に乗るからなぁ。


 振動で歩数が増えるんだから、馬車が動くたびに歩数が増える事になって、万歩計の意味もない。


 「 歩数が分るからかんだ? 」って感じだしなぁ……。


ベアリーチェ

だい(だい)てきに売り出すよりも非売品や記念品として渡す──って感じかな?

  非売品や記念品なら簡単には手に入らないし、珍しさもあるから多少は注目されるかな?

  数が少なければ稀少価値も上がるだろうしな。

  毎日、最低でも1万歩は歩いた方が身体からだにはいみたいだから、ズルが出来ないように作れば──。

  よし、試しに万歩計を作ってみよう!

  セフィ、妖精さん達(光の玉)に万歩計を作ってもらいたい 」


セフィ:セフィーロ

「 分かりました。

  先ずは〈 (原質)(みなもと) 〉で構成してみましょうか。

  似たような物が過去に存在していたかも知れませんし 」


ベアリーチェ

「 うん。

  がとう、セフィ。

  万歩計が完成したらオレ(ベアリーチェ)に見せて 」


 どんな万歩計が出来上がるのか分からないけど、完成品が楽しみだ。











 日が暮れる迄、休憩を入れながらセフィーロと建造物を見て回った。


 夕暮れに近付くとカップル達がからともなく現れ出した。


 異性同士のカップルが多いけど、同性同士のカップルの姿も見える。


 前世では同性同士のカップルなんてのは偏見を持たれていて、白い目で見られたり、差別されていたり、世間には受け入れられず、さん(ざん)な目に遭っていたみたいだけど、異世界では別に珍しい事でもないらしい。


 貴族の夫婦にはプライベートな愛人が同性だったりする事は珍しくないみたいだ。


 美少年や美少女を性奴隷にして囲ってるようなゲスいキチガイ貴族だって普通にるんだから、亜人類を愛人にしてる貴族や同性を愛人にしてる貴族なんかだ可愛いもんだよな?


 オレ(ベアリーチェ)の両親に愛人がて、その愛人が同性だったら……流石にだし、親としては軽蔑しちゃうけど、自分の親じゃないなら激しくどうでもいい。


 仮面夫婦で愛人がる時点で子供のオレ(ベアリーチェ)からすれば完全にアウトだけどな!!


 家族がるのに浮気や不倫をして、愛人にうつつを抜かして大事な家族をないがしろにするような両親だったら、多分セフィに頼んで事故や病気に見せ掛けて始末してたよ。


 両親に関しては前世でウンザリしてるからな!


 希望していた高校があったのに両親の介入で行きたくもない高校へ勝手に入学させられて、実家を追い出されるように寮生活を余儀無くされて、夏休みに帰省したら両親は離婚していて、母親は知らない男と再婚していて、再婚相手とのあいだに供まで作ってて……。


 母親の再婚相手で義理父になった男は同性愛者なのを隠してて、義理の息子になったオレを誘惑してくるようなゲスクズ野郎だった。


 前世ではほんに両親に関してはウンザリしてたんだ。


 「 親を選べない子供は可哀想だ 」って思っちゃうのも仕方無いだろ?


 「 親ガチャ失敗 」ってなげいてグレちゃうのも仕方無いだろ?


 仮に親殺しが許されていたなら、身を護る手段──自己防衛の1つとしてガチで親殺ししてたよ……。


 高校時代は自宅がよいじゃなくて、寮生活でほんかったと思う。


 春休み,夏休み,お盆,ゴールデンウィーク,冬休みは帰省しないといけない決まりだったけど、それ以外は実家に帰らなくて済んだから、かなりの救いだった。


 お蔭で前世では、親殺しの前科持ち犯罪者として生きなくて済んだんだ。


 高校卒業後には即、1人暮らしが出来たしな。


 一時的ではあっても逃げ場所ってもんは、ほんに救いになる大事な場所だと思う。


 今のオレ(ベアリーチェ)にはセフィの傍が救いの場所だし、安全地帯だ。


 オレ(ベアリーチェ)なにがあっても、セフィから離れないぞ!!


 というわけでオレ(ベアリーチェ)はセフィーロの腕にガッチリと歩いた。


 夕日が完全に沈んだ頃には建造物がライトアップされて、お祭りが始まったかのような賑わいを見せ始めた。


 昼間は昼間で楽しかったけれど、夜間は夜間で楽しめそうだ。


 昼間には軽食やスイーツ系を売り出していた屋台は、ノレンを変えて腹拵えの出来る夕食ディナーを売り出していた。


 どうやら昼間と夜間で提供する料理を変えているみたいだ。


 屋台酒場まであるじゃんか。


 仕事帰りに立ち寄る帝国民もるみたいで、昼間よりも賑やかになってた。


セフィ:セフィーロ

「 ベリィ、そろそろ戻りましょうか 」


ベアリーチェ

「 あ…うん、そうだなよな。

  人が増えてたし、はぐれたら大変だもんな 」


 屋台酒場なんてもんがいくつかあるから、酔っぱらいに絡まれても困るよ。


 オレ(ベアリーチェ)はセフィーロと一緒に宿泊施設ホテルの宿泊室へ戻る事にした。


 ひとのない場所に移動したあと、セフィーロが転移魔法を発動してくれた。

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