✒ 【 歴史的建造物を堪能してみる 】 帝都・南側 / 屋台,お土産屋さん巡り 3
セフィ:セフィーロ
「 デコり……ですか? 」
ベアリーチェ
「 盛り過ぎないって事だよ。
アピールし過ぎてウザさが際立つような売り場はNGって事かな?
オレも詳しくは知らないけど、『 売れ筋ですよ 』とか『 注目されてますよ 』とか『 これからフィーバー来ますよ 』とか『 オススメ品ですよ 』って事が、お客に分かれば良いんだよ。
センスが問われる作業だよ。
プロも絶句して見惚れる素敵なセッティングやコーディネートの出来る妖精さん達ならバッチリだと思うよ 」
セフィ:セフィーロ
「 場所を確保してトランプ専用の売り場を作った方が良さそうですね 」
ベアリーチェ
「 そうだな。
売れ筋商品をピックアップして更に売り上げが伸びるようにアピールしよう!
スティックインスタント飲料品は人気があるから、面積を広げてバンバン宣伝するべきだし、緑茶パック付きの饅頭,ほうじ茶パック付きのモナカも『 通が選ぶ隠れた銘菓 』って感じで売り出しても良いと思うよ 」
セフィ:セフィーロ
「 早速、その様にしてみましょう。
当分は様子見になりますね 」
ベアリーチェ
「 そうだな。
週間グラフ,月間グラフ,年間グラフを作成して売れ行きをチェックしてみよう。
売れ行きの悪い商品に関しては、何処に不満があるのかアンケートを取って、お客の声を反映させて改善改良していけば、不人気な商品をもっと良い商品に生まれ変わらせる事が出来ると思うんだ。
オレは経験者じゃないから推測や理想論しか言えないんだけどさ…… 」
セフィ:セフィーロ
「 ベリィ、自分を卑下してはいけませんよ。
実践してみれば良いのです。
アクションを起こしたなら、どんな形であっても必ず反応や結果は出ます。
駄目なら別の手を考えれば良いだけです。
元手も掛かりませんし、廃棄物も出ないのですから、失敗しても損はしません。
思い付いた事はとことんトライしてみましょう。
その為にワタシも妖精も居るのですよ 」
ベアリーチェ
「 セフィ~~~(////)
有り難な、セフィ 」
セフィ:セフィーロ
「 領地開拓資金は有るに越した事はないですからね。
『 いざ 』と言う時の為にも可能な限り貯蓄しましょう 」
ベアリーチェ
「 うん!
……でもさぁ、『 いざ 』って時がシュケルハン侯爵領に起きるのかな? 」
セフィ:セフィーロ
「 イレギュラーは忘れた頃,油断している時,蓄えのない時に起こるものですよ。
『 もしも 』の時は必ず来ます。
常日頃から『 備えはを怠るべからず 』ですよ、ベリィ。
何せイレギュラーの大半は精霊や妖精が原因で起こるのですからね 」
ベアリーチェ
「 ──た、確かに!?
そ…そうだったよな……。
精霊や妖精が新しく生まれる度に天変地異や天災,自然災害が発生して世界中が大変な事態に陥るんだったよな……。
平和ボケして忘れてたよ…… 」
セフィ:セフィーロ
「 被害が甚大過ぎて備えも蓄えも無駄になる事が多いですけどね 」
ベアリーチェ
「 …………確かにな…。
ま、まぁでもさ、人災に関しては備えも蓄えも役には立つよ。
全く準備してないよりはマシだよな? 」
セフィ:セフィーロ
「 そうですね。
出来る余裕のある者が率先をして貯蓄をすれば良いです。
被災者へ貯蓄した物資を無償で提供すれば、被災者から感謝されます。
支持を得られて人気も名声も株も上がります 」
ベアリーチェ
「 だけどさ、無償で提供しちゃうと『 被災者に物資提供するのは当然だろ 』って要求され続けて、カモられ続けるんじゃないのか?
支援される事に慣れたちゃった被災者達にさ 」
セフィ:セフィーロ
「 楽に生きられるなら、何時迄もブラ下がられるでしょうね。
そうならない為にも止め時を見極める事です。
被災者達が自分の足で立ち、支援から自立の出来そうなタイミングは必ず来ます。
その時機を見誤って逃さない事です。
心を鬼にして支援を上手く打ち切る勇気を持つ事です 」
ベアリーチェ
「 う~ん……でもさ、行きなりバッサリと支援を打ち切っちゃうと支援に助けられ慣れちゃった被災者達は戸惑っちゃうんじゃないのか? 」
セフィ:セフィーロ
「 10の支援をしているなら、8,6,4,2……と徐々に減らして断てば良いです。
支援を必要としなくても復興が出来そうな所まで影ながら支えて、頃合いを見計らい手を離せば良いです 」
ベアリーチェ
「 あ~……何か、自転車の練習する子供を大人が手伝う感じに似てるかもな。
──開拓資金を増やす話をしてたのにズレちゃったな。
取り敢えず、物は試しでアピールの仕方を変えてみよう 」
親娘の会話とは思えないような内容だったけど、セフィーロと楽しく話が出来た。
こうやって見ていると人間姿のセフィーロも良いなぁ~~って思う。
絶世の白髪美男子とは天と地ほどの差を感じる見た目だけど、オレは素朴な容姿の方が落ち着くや。
紳士的で物腰が柔らかくて包み込んでくれそうな優しい父親。
セフィロートの時も思ったけど、セフィーロも眼鏡が似合うんだよなぁ。
セフィートとセフィーナには眼鏡を掛けないでほしいと思う。
セフィ:セフィーロ
「 ベリィ、他の建造物も見て回りましょう 」
ベアリーチェ
「 うん、そうだな。
かなり食べたから歩いてお腹を空かさないと夕食が食べれなくなるもんな! 」
セフィ:セフィーロ
「 そうですね。
折角ですから気合を入れて確り歩きましょうか 」
ベアリーチェ
「 こういう時にこそ、万歩計がほしいよな~~~ 」
セフィ:セフィーロ
「 まんぽけい……ですか? 」
ベアリーチェ
「 うん。
歩いた振動で、メーターが動いて自分が何歩歩いたのか分かる数値計だよ。
掌より小さくて軽いから、腰のベルトに付けたりして計るんだ 」
セフィ:セフィーロ
「 前世には便利な代物が豊富にありますね 」
ベアリーチェ
「 『 運動不足のお供に万歩計 ! 』ってぐらい一時期はブームになってたんだ。
小学校高学年の頃だったかなぁ?
子供用の万歩計も発売されてさ、凄い人気だったんだよ。
歩けば歩く度に歩数がお金に変わってさ、買い物が出来て、万歩妖精にゴハンをあげたり、プレゼントをあげたり、おしゃれさせたりして、遊んであげたり、お散歩したりして仲良し度を上げると万歩精霊に成長させる事が出来てさ、女子の間で流行ったんだ。
万歩妖精を万歩精霊に成長させる事が出来ると、新しい万歩妖精を育てる事が出来るんだ。
成長させた万歩精霊と万歩精霊を結婚させると子妖精が誕生して、育てる事が出来るんだ。
万歩妖精,万歩精霊,子妖精,子精霊は何十種類もいて、万歩図鑑を埋めれるようになってて、1ページ埋めるとボーナスプレゼントがもらえるんだ。
身体を動かすのが好きな男子の腰に万歩計を付けさせて、ズルして歩数を稼ぐ女子が絶えなかったぐらいだったんだ。
懐かしいなぁ 」




