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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
【 一五九八日目 】 セグウェト共和国 ダンジョン都市・メダバウア
539/575

✒ 【 石の上にも500年 】 あれから3年も経ちました。


──*──*──*── ダンジョン都市・メダバムア


──*──*──*── 攻略者広場


 ≪ セグウェト共和国 ≫に入国した日(515日目)から既に3年と3日が経った。


 今は≪ ダンジョン都市・メダバムア ≫に滞在している。


 ≪ ダンジョン都市・ソクラデス ≫にた時は11歳だったけど、3年経った事もあってオレ(ベアリーチェ)は14歳になっていた。


 成人の儀を迎える15歳まで残り約9ヵ月と17日って感じかな?


 4つある≪ ダンジョン都市 ≫の中で≪ メダバムア(ダンジョン都市) ≫が最後で漸くダンジョン攻略を終えて、攻略者広場にテントを張って寛いでいる最中なんだ。


 別に年配者じゃないのに、もう1083日(3年と3日)経っているなんて信じられないぐらい時間の流れを早く感じる。


 明日あしたには≪ セグウェト共和国 ≫を出て別の≪ 国 ≫へ行く予定を立てている。


 オレ(ベアリーチェ)的にはタシィタシィルドレテク・セロッタが養子として向かった≪ アブカニズダ帝国 ≫に行ってみたいと思っている。


 タシィタシィルドレテク・セロッタはセフィが初めて実体化してくれた人間の姿で、架空上の人物だ。


 シュケルハン侯爵の遠縁って事で、オレ(ベアリーチェ)の10歳の誕生日を祝う日に踊ったダンスの相手をしてくれたんだ。


 14歳なったタシィタシィルドレテク・セロッタを見てみたい気もする。


 あぁ…でも、養子に出た事になってるから、もう姓はセロッタではないんだよな。


 ちなみに妖精さん(光の玉)タシィ(タシィルドレテク)の抜け殻に入っていて、身代わり妖精として実際に≪ アブカニズダ帝国 ≫でいろ(いろ)と暗躍させているそうだ。


 暗躍って、あんまり歓迎の出来ない言葉だけど、身代わり妖精さんになにをさせてるのか気になる。


 戦争にならないように皇帝や貴族に掛け合った事で、相当な手柄を立てる事が出来たとかで、高位の爵位を与えられているらしい。


 身代わり妖精さん、すげぇ……。


 タシィルドレテク(身代わり妖精)と再会する為には侯爵令嬢として会う事になるかも知れないから面倒かもな。


 ≪ アブカニズダ帝国 ≫にも《 リーチェ商会 》があって、タシィルドレテク(身代わり妖精)が運営の一切を担ってくれているみたいだ。


 《 リーチェ商会 》は≪ アブカニズダ帝国 ≫になくてはならない商会にまで発展しているそうで、順調に領地開拓資金を稼いでくれているんだとか。


 皇帝のふところに入り込んじゃうなんて、随分と遣り手なんだなぁ~~~って思う。


 暫く≪ アブカニズダ帝国 ≫に滞在して、タシィルドレテク《身代わり妖精》の元で過ごしたら、観光でもしようかな?


ベアリーチェ

「 セフィ、タシィルドレテク(身代わり妖精)の世話になったあとは観光でもするのか? 」


セフィ:セフィーロ

「 観光してもいですよ。

  最近では帝国歌劇が流行っているそうです 」


ベアリーチェ

「 帝国歌劇ぃ? 」


セフィ:セフィーロ

「 歌劇団がいくつかあって、歌劇場を借りて歌劇を披露するんです 」


ベアリーチェ

「 あぁ~~歌って踊る演劇みたいなヤツだな?

  見てみたいかも! 」


セフィ:セフィーロ

「 《 リーチェ商会 》がスポンサーをしている歌劇団がありますから、チケットを確保させますね 」


ベアリーチェ

「 うん。

  ──って、スポンサー迄してるんだ?

  凄いな… 」


セフィ:セフィーロ

「 民衆に娯楽を提供する事も必要ですからね。

  大道芸やサーカスのスポンサーもしてますよ 」


ベアリーチェ

「 大道芸にサーカス迄?!

  なかなか手広くしてるんだな。

  大道芸もサーカスも見てみたいよ! 」


セフィ:セフィーロ

「 特等席で見られるチケットを確保させますね 」


ベアリーチェ

「 うん!

  明日あしたには≪ アブカニズダ帝国 ≫かぁ。

  う~~~ん、楽しみぃ♪♪♪ 」


セフィ:セフィーロ

「 ティマ,バゥム,キィルとも今日きょうでお別れですね。

  ベリィ、の朝までにお別れの挨拶を済ませてくださいね」


ベアリーチェ

「 えっ……連れて行かないの?!

  も家族じゃんかぁ!

  さよならするなんてだよ!! 」


てぃま

「 キキィキキィ~~~! 」


ばぅむ

「 キィキィキィ~~! 」


きぃる

「 キルキルキィ~~! 」


ベリィ

「 ほらぁ、みんな『 お別れするのいやだぁ! 』って言ってるよぉ! 」


セフィ:セフィーロ

「 言ってません。

  ただの空耳です。

  第一、ベリィはダンジョンモンスターと会話が出来ないでしょう 」


ベアリーチェ

「 出来ないけど……でも、例え出来なくても通じえる事は出来るよ!!

  今がその時なんだよ!! 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィ、我が儘を言わないでください 」


ベアリーチェ

「 言うに決まってるだろ!!

  ≪ ランダムダンジョン ≫に返しちゃったら攻略者達に襲われるじゃないかぁ!! 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィ、ダンジョンモンスターとはそういうものです。

  聞き分けてください 」


ベアリーチェ

だよぉ!!

  ほかの人間にはに見えるんだろ?

  だったら連れて歩いたっていじゃんかぁ! 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィ、≪ アブカニズダ帝国 ≫では上位貴族──伯爵位以下が魔道具マジックアイテムを持つ事は固く禁じられています 」


ベアリーチェ

オレ(ベアリーチェ)はシュケルハン侯爵令嬢だからセーフじゃんか 」


セフィ:セフィーロ

「 他国から入国した者は上位貴族であろうと一切の魔道具マジックアイテムの持ち込みを禁止されています。

  見付かれば死刑ですよ 」


ベアリーチェ

「 うぅ……そんなぁ~~~ 」


セフィ:セフィーロ

「 子供用の玩具おもちゃであっても魔道具マジックアイテムで動くであれば、魔道具マジックアイテムの使用を認められていない帝国民にすれば脅威でしかありません 」


ベアリーチェ

「 そんなぁ……。

  ≪ アブカニズダ帝国 ≫って時代遅れじゃん… 」


セフィ:セフィーロ

「 独裁国家ですからね。

  皇帝が独裁し易いように故意に時代遅れな暮らしをさせているんですよ。

  帝国民が反旗をひるがえさないように娯楽に力を入れていますし 」


ベアリーチェ

「 ………… ……。

  なんとかしてよ、セフィ!

  妖精王だろ! 」


てぃま

「 キキィキキィ~~~ 」


ばぅむ

「 キィキィキィ~~ 」


きぃる

「 キルキルキィ~~ 」


セフィ:セフィーロ

「 ………………。

  駄目なものは駄目です。

  『 ≪ セグウェト共和国 ≫に滞在しているあいだだけ 』と約束したでしょう 」


てぃま

「 キキィキキィ~~~! 」


ばぅむ

「 キィキィキィ~~! 」


きぃる

「 キルキルキィ~~! 」


セフィ:セフィーロ

「 静かにしなさい。

  …………きみ達も『 ベリィと離れたくない 』と言いますか。

  ≪ ランダムダンジョン ≫へ戻る事を拒否すると言うのですね 」


てぃま

「 キキィキキィ~~ 」


ばぅむ

「 キィキィキィ~~ 」


きぃる

「 キルキルキィ~~ 」


 てぃま(親ドラゴン)ばぅむ(子ドラゴン)きぃむ(子ドラゴン)オレ(ベアリーチェ)の周りをパタパタと飛んでいる。


 可愛いなぁ~~~♥


ベアリーチェ

みんなぁ~~~ 」


セフィ:セフィーロ

「 全く……仕方無いですね。

  ≪ きにゅ鉱山 ≫に住まわせましょう。

  鉱山スライムが多く生息してますし、寂しくないでしょう 」


ベアリーチェ

「 セフィ、がとう~~❗

  鉱山夫の獣人族は驚かないかな? 」


セフィ:セフィーロ

「 元の姿に戻しませんよ。

  鉱山夫達を怖がらせてしまいますし、作業に差し支えますからね 」


ベアリーチェ

「 それもそうだな。

  リアルなドラゴンが鉱山内にたら作業どころじゃなくなっちゃうもんな 」


セフィ:セフィーロ

の朝、きにゅの様子を見に≪ きにゅ鉱山 ≫へ行きましょう 」


ベアリーチェ

「 うん。

  きにゅに会うのも久し振りだな!

  きにゅ、元気にしてるかなぁ~~~ 」


 明日あしたは≪ アブカニズダ帝国 ≫へ行く前に≪ きにゅ鉱山 ≫へ寄って、 てぃま(親ドラゴン)ばぅむ(子ドラゴン)きぃる(子ドラゴン)を残して行く事になった。


 3年も一緒に生活していたからはなばなれになるのは寂しいなぁ……。


ベアリーチェ

──、今夜は一緒にウォーターベッドで寝ような~~ 」


てぃま

「 キキィキキィ~~ 」


ばぅむ

「 キィキィキィ~~ 」


きぃる

「 キルキルキィ~~ 」


 てぃま(親ドラゴン)ばぅむ(子ドラゴン)きぃる(子ドラゴン)は嬉しそうにクルクルと飛び回っている。


 どうやらオレ(ベアリーチェ)と一緒にウォーターベッドで寝てくれるらしい。


 オレ(ベアリーチェ)も嬉しいよぉ~~~♥️♥♥♥

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