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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
【 五一六日目 】 セグウェト共和国 ダンジョン都市・ソクラデス
531/575

✒ 【 僕ら、遺跡探検隊❗】 遺跡風ランダムダンジョン 2


──*──*──*── 地下8階


 オレ(ベアリーチェ)は一体なにを見せられているんだろう……。


 だ地下8階だって言うのに、かなりヘビーな光景を直視しないといけない状況にた。


 小柄な白骨死体がゴロゴロと地面に転がっているんだ。


 小柄な白骨死体──、簡単に言えば子供の白骨化した死体の事だ。


 風化している白骨もあれば、なんねんも前に白骨したまま放置されている死体もある。


 だ肉片が付いている死体もあるし、真新しい白骨死体も転がっている。


 この様子だと子供の遺体もかに転がっているかも知れない。


ベアリーチェ

「 ……酷いな……子供の白骨死体が沢山……。

  だけど…なんで…… 」


セフィ:セフィーロ

「 現実は残酷で非情なものです。

  より更に悲惨な場所がありますよ 」


ベアリーチェ

「 えっ 」


セフィ:セフィーロ

「 地下9階へ行きましょう 」


ベアリーチェ

「 う、うん… 」


 妖精さん達(光の玉)が地下9階へ続く階段を見付けてくれる。


 なんか……地下へ下りるのがだん(だん)恐くなってた。


 別の意味で “ 恐い ” って事は分かってくれるよね??


──*──*──*── 地下9階


ベアリーチェ

「 ──うわっ、なにあれぇ!?

  あれって土偶じゃん?!

  遺跡に土偶……動く土偶…………なんで物騒な刃物を持ってるんだ?! 」


セフィ:セフィーロ

「 先にていた誰かが誤って仕掛けを作動させてしまったみたいですね。

  わざとの線もありますけど 」


ベアリーチェ

「 あれの相手をしないと先へは進めないって事かよ? 」


セフィ:セフィーロ

「 そうなりますね。

  大丈夫ですよ、ベリィ。

  土偶は妖精達(光の玉)に相手をさせます 」


ベアリーチェ

「 うん…… 」


 セフィーロが言うと妖精さん達(光の玉)が刃物を持って動いている土偶の相手をしてくれる。


ベアリーチェ

「 セフィ……、オレ(ベアリーチェ)の前世でな、ベビーカステラって言うスイーツがあるんだけどさ、土偶の形をしたベビーカステラを作って売れないかな?

  それか土偶モナカを作って売り出したりとかさ。

  遺跡らしく土偶の形を活かしたスイーツを作りたいんだ 」


セフィ:セフィーロ

「 刃物を持って攻略者を襲う土偶を前にしてスイーツに活かしたいとは、余裕ですね。

  それでこそワタシのベリィです 」


ベアリーチェ

「 そうかな?

  土偶や埴輪の形をしたクッキーとか、土偶風たい焼きとか、土偶や埴輪のマークを焼き入れしたどら焼きとか、ゼリーや一口チョコレートとか試しに作って販売してみない? 」


セフィ:セフィーロ

いですね。

  妖精達(光の玉)に作らせてみましょう。

  土偶のかたにある土偶を小さくして取りましょうか。

  土偶の種類が多いですから色んなデザインのかたを作れます 」


ベアリーチェ

「 うん!

  プッチン土偶プリンやプッチン埴輪プッチンもいかもな! 」


 妖精さん達(光の玉)が土偶の相手をしてくれるから余裕が出ちゃって、場違いで不謹慎な事を考えちゃったよ(////)


セフィ:セフィーロ

「 ──ベリィ、土偶の仕掛けから抜けますよ 」


ベアリーチェ

「 あっ、うん!

  土偶が持ってる刃物は新品にしたら売れるかな? 」


セフィ:セフィーロ

「 それも試してみましょう 」


ベアリーチェ

「 うん。

  がとな、セフィ 」


 土偶の仕掛けから無事に抜け出したオレ(ベアリーチェ)の視界に入ってた凄惨な光景に対して、オレ(ベアリーチェ)は思わず言葉を失い息を飲んでしまった。


 なんで言葉を失い息を飲んでしまったのかと言うと──、血を流して倒れている子供達の姿が地面に転がっていたからだ。


 どの子供達も既に息絶えていて事切れている。


 手には粗末な武器が握られていて、身体からだじゅうが切り傷だらけでいた(いた)しい。


ベアリーチェ

「 セフィ……これは一体……。

  なんで子供ばっかりが全身ボロボロの状態で倒れてるんだよ! 」


セフィ:セフィーロ

「 作動した仕掛け──土偶を相手に抵抗したのでしょう。

  戦力のない子供に土偶の相手をさせている隙に大人の攻略者は先へ進んだようですね 」


ベアリーチェ

「 子供を囮にして無理矢理土偶と戦わせたって事か? 」


セフィ:セフィーロ

「 そうでしょうね。

  子供の首を見てください。

  隷属の首輪をしています。

  攻略者は彼等のあるじなのでしょう 」


ベアリーチェ

「 酷い事しやがる!!

  奴隷なら子供でも容赦ないのかよ! 」


セフィ:セフィーロ

「 奴隷の宿命です。

  奴隷はあるじの命令に逆らえませんからね 」


ベアリーチェ

「 ………………許せないよ…。

  こんな非道な暴挙は許せない!! 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィ… 」


ベアリーチェ

「 だってさ、だ成長期の子供だよ!

  未成年だよ!

  いくら奴隷だからって扱いするなんて……。

  セフィ、酷い攻略者達を懲らしめてやろうよ! 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィが望むならいですよ 」

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