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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
【 五一五日目 】 オセアニタ皇国 王都 四方街 ─→ セグウェト共和国
529/575

✒ 【 僕ら、遺跡探検隊❗】 セグウェト共和国 / ダンジョン都市 4


──*──*──*── テント


 テントの中へ戻るとセフィーロが一般的な地球儀よりも大きめのスノードームを〈 (原質)(みなもと) 〉で構成して出してくれた。


 セフィーロには既になんもカメラ,ガラゲー(フューチャーフォン)スマホ(スマートフォン)なんかを〈 (原質)(みなもと) 〉で構成してもらってはいるけれど、一向に出てやしない。


 という事はだ、過去世界でも現在でも発明もされていなければ、存在していない事になる訳だけど、なんで宇宙や銀河を見られる凄い発明がされてるのにカメラは作れないんだよ!!


 ガラゲー(フューチャーフォン)スマホ(スマートフォン)も諦めたくはないけれど、贅沢は言わないからカメラだけでも存在していてほしい。


 科学技術が発達し過ぎた文明社会が精霊と妖精に滅ぼされた話はセフィからく聞いていたけど、なんでカメラが構成しても出でないんだよ?


 名前が違っても特徴を掴んでいれば構成は出来る筈なのに……。


 せない。


セフィ:セフィーロ

「 ベリィ、機嫌をなおしてください。

  球体を見てください。

  銀河が見えますよ 」


ベアリーチェ

「 うん…… 」


  セフィーロが出してくれたスノードームっぽい球体の中は真っ暗闇で星らしい星は見えない。


ベアリーチェ

「 セフィ、に銀河があるの? 」


セフィ:セフィーロ

「 ──この光の粒が銀河ですよ 」


ベアリーチェ

「 いや、ちっさ!

  これじゃあ分からないよ… 」


セフィ:セフィーロ

「 ズームすればハッキリ見えますよ 」


ベアリーチェ

「 ズーム? 」


セフィ:セフィーロ

球体ドームを上下に動かす事で大きくしたり小さくしたり出来ます。

  銀河へ近付きたい時や離れたい時は、球体ドームを左右へ動かします 」


ベアリーチェ

「 へぇ~~~。

  球体ドームさわりながら動かすんだ?

  仕組みがまったく分からないけど、これを過去の人間が作ったのか? 」


セフィ:セフィーロ

「 そうですよ。

  つい最近滅ぼした文明で人気のあった商品です 」


ベアリーチェ

「 つい最近?

  それって頃の話? 」


セフィ:セフィーロ

「 そうですね……3万年と少し前でしたか… 」


ベアリーチェ

「 3万年って……。

  それを “ つい最近 ” って言っちゃうんだ…。

  まるで3ヵ月前とか3週間前にあった事みたいに言うんだな… 」


セフィ:セフィーロ

「 実際に人間が1000歳を迎えて漸く1歳を迎える星もありますからね。

  寿命のない精霊,妖精には時間の感覚がなんですよ 」


ベアリーチェ

「 あやふや過ぎぃ~~~ 」


セフィ:セフィーロ

「 魔法が存在している異世界でなら、小さくして販売しても問題ないですよ。

  大抵のものは魔法の力だと思われますし、魔鉱石,魔結晶がありますから不思議に思われても魔道具マジックアイテムとして勘違いされます。

  試しに《 リーチェ・カンパニー 》で限定販売してみますか? 」


ベアリーチェ

「 スノードームも売れると思うけど、これも売れると思うよ。

  宇宙の事を知らなくても星の光がキラキラして綺麗だもん。

  女性に人気が出るかも?

  どうせならさ、なかなか見られない虹やオーロラ、世界の絶景を手軽に見れる球体ドームも作って売りだそうよ!

  火山の溶岩とか海底遺跡とかも人気が出るんじゃないかな? 」


セフィ:セフィーロ

「 試しに作ってみましょう。

  妖精達(光の玉)に取り掛からせます 」


ベアリーチェ

「 うん。

  がとう、セフィ 」


 球体ドームを上下や左右へ動かして銀河に近付いてみる。


 の銀河なのか分からないけど、見た事のない形をしているから天の川銀河ではないのは確かだ。


ベアリーチェ

「 セフィ──、これってさぁ、もっと近付いて星とか見れないの? 」


セフィ:セフィーロ

「 それは銀河を見る球体ドームですから、星はみれませんよ。

  球体ドームてのひらで軽く叩くと別の銀河を見る事が出来ます 」


ベアリーチェ

ほかの銀河も見れるの?! 」


 オレ(ベアリーチェ)は早速球体ドームてのひらで軽く叩いてみると、確かに見ていた銀河が別の銀河に変わった。


ベアリーチェ

「 …………綺麗だな……。

  1つの球体ドームで色んな銀河が見れるのは嬉しいよ!

  うん、これは売れそうな予感しかしない!! 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィに気に入ってもらえてかったです。

  出した甲斐があります 」


ベアリーチェ

「 3万年前の人間が作った銀河を見れる球体ドームかぁ……。

  前世の世界で叡知を出し合ったって作れない代物だよ…。

  商品として出すなら名前を決めないとだよな~~。

  セフィ、これの商品名ってなんだったの? 」


セフィ:セフィーロ

「 確か……プラネットドームでしたね 」


ベアリーチェ

「 プラネットドームかぁ……。

  う~ん…………じゃあ、プラネタドームにしよう!

  略して “ プラドム ” ってどうかな? 」


セフィ:セフィーロ

「 ベリィが気に入ったなら “ プラネタドーム ” で売り出しましょう 」


ベアリーチェ

「 うん。

  試作品が出来たら見せてな 」


セフィ:セフィーロ

「 勿論です 」


 オレ(ベアリーチェ)は就寝する迄のあいだ、セフィーロが出してくれた3万年前に作られたプラネットドームを堪能する事にした。

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