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第ニ話 27
と、エルウィンは宗介に質問をする。
「…刀を自慢したいってのもあながち間違いではないんだけど。黒崎が俺と闘う理由を作ってやろうと思ってな」
その答えに、エルウィンの瞳が宗介を睨みつけた。
しかし、宗介は続ける。
「正直、こんなやり方はマジでしたくないんだが。…黒崎。念のためもう一度、最後に聞いておくぞ。俺と闘う気は無いか?」
「何度も言わせんなよ。俺には闘う理由はない!」
「そうか…」
ーー次の瞬間ーー
宗介の姿が蓮の視界から消えた。
蓮が、辺りを見回す。が、宗介の気配を感じない。
帰ったのか?いや?違う。姿と気配が消えた。
宗介がいた場所には、紫色の布袋が落ちている。
「なんだ?…どこに消えた?」
蓮に焦りが走る。すると、エルウィンが僅かな宗介の気配を察知した。
「黒崎様!!!!」
エルウィンが、大声で叫んだ方向に宗介はいた。そして、宗介と共にいたのは、宗介を案内したメガネをかけたドジっ娘メイドの女の子だった。
その女の子の首元には、日本刀が突き付けられていた。
「悪いな黒崎…。こんな悪党みたいな真似しか思いつかなくてな…」
「立花!アンタ…!!」
「けど。これでお前さんと闘う理由ができたな」
「ふざけんな!!俺は、闘いたくねぇ!その子を離せ!!」




