表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒崎くんは吸血鬼  作者: 工藤啓喜
47/78

第ニ話 26

しかし、その考えとは余りにも自分本位で自己中心的な考えだった。


だが、一応は依頼主(クライアント)がいる仕事だ。

自分の感情で、仕事をしないわけにはいかない。

宗介は、意を決して考えを実行する。


「…ま。お前さんが闘う理由がないのは分かっている。なら…俺と闘う理由を作っちまえばいい」

「?」


そう言うと、宗介は、肩にかけていた紫色の布袋に覆われている長い棒のようなものを降ろす。

布袋に、括られている紐を解きその中に手を入れた。

その中から宗介が取り出したのは、およそ70cm程の長さの日本刀だった。


宗介が、軽々と持つそれは、時代劇の中でしか見たことのない本物の日本刀であった。


「ほう!見事な日本刀ですな」


日本刀を目の当たりにしたエルウィンは懐かしがっていた。


まず、現代って刀を持てるのかという疑問があったが、おそらくは持てるのだろう。その辺の知識はなかったが、宗介が持っているのは、紛れもなく本物だった。それは、蓮にも理解できた。


「お。見たことあるのかい?…いいもんだよな刀ってのは」


そう言いながら、宗介は刀を軽く振っている。


「俺も、久々にこいつを持ったんだが。やっぱり刀はいい。落ち着く…」

「確かに!立派な日本刀です立花様。…ですが、このタイミングで日本刀(それ)を出した理由をお聞かせ願いたいのですが?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ