表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒崎くんは吸血鬼  作者: 工藤啓喜
PR
39/78

第ニ話 18

そんなことを考えている内に、高台の一番上に着く。

あとは、大きな公園を歩けば目的の屋敷が見えてくる。

宗介は、公園を歩き始めた。

公園内の敷地は広く、子供用の遊具はもちろん、噴水広場などがある。

宗介は、周りを眺めながら屋敷を目指して歩く。

しばらくすると、大きな屋敷が見えてくる。この公園には少し、不釣り合いな気もするが、屋敷はどうゆうわけかこの場所に馴染んでいた。

宗介はもう何回驚いたかわからない程、驚いていた。

自分が思っていたよりも、屋敷はずっと大きく美しかった。

宗介は、屋敷のすぐ近くまで寄り、黒い大きな扉の前に立つ。

そして、呼び鈴的なものを探す。だが、いくら探しても呼び鈴的なものが見つからない。

宗介はしばらく、門の前をウロついていたが、ついに見つからなかった。

途方に暮れていると、メイド姿の女の子が宗介に声をかけた。


「あの…何かご用でしょうか?」


宗介は、声の主の方を見ながら、ふと考える。この女の子になんと言って屋敷に入れてもらうかを。

蓮と闘いに来た…違う。蓮のデータを取るために来た…違う。仕事で来た…違う。宗介が、しばし沈黙していると、女の子が怪訝そうに宗介の様子を伺っている。

恐らく、女の子の中では警察を呼ぼうか、この屋敷の主であるエルウィンを呼ぼうか考えているはずである。

宗介は、頭をフル回転させる。

そうして、考えに考えた結果。宗介から出た言葉が「立花と言う者ですが、黒崎居ますか?」だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ