5話
ちなみに、この世界の鬼のツノはガラスのような見た目で根本は黒色で途中から赤や青といったそれぞれの色のグラデーションが始まり原色まで到達するとそこから先は透明になっています。透明部分には原色の丸い粒が、ところどころに点在しています。
「…でも、そもそも服がないだろ……。」
「あるよ?」
『あるのかよ!?』
「一体、どこにいれてたんだよ!」
「…武器は持ってないのに、女装道具はあるってどんな状況…。」
「ほら、着替えるよ!」
「なんでそんなに乗り気なんだ!?」
必死に頭をフル回転させて回避する策を考えたけど全く思いつかない。それに、ここで時間を潰している暇はないし、意表を突くには打ってつけ…。
「諦めるぞ、しょう」
「……………、……というか、でぃあは越えられるんだろ?」
「ふたりが万が一バレて戦闘になってもすぐに駆けつけられない…。」
全員、着替え終わったがここで問題が一つ。僕とふゅーは女の子に見えるのだがしゅうが…。そもそも、しゅうはガタイが良いし、身長も高いので無理があったのだ。やっぱり、他の作戦を練るしかないかと思っているとふゅーが
「任せて!」
と言った。ふゅー目がキラリと光り、しゅうが後ずさる…。ふゅーがかつてない程のスピードでしゅうに更に化粧をして、追加の服を着せていった。それから数分後────
「…すごい、ちゃんと女性に見える!」
「ありがとう…?」
ふゅーは満足げな表情で汗を拭う仕草をしていた…。一波乱あったがまだ門を超えていないのだ。僕たちは気合を入れ直して門に向かう…。
5話も読んで下さり有難う御座いました…!




