4話
世界観を曖昧なまま書いていたためおかしなことになっていましたが中世ヨーロッパの世界観が好きなのでそっち路線で書こうと思ってます。コロコロ変えてすみません汗
ぼくたちが向かおうとしている森には盗賊が居るのだ。それが結構な規模の盗賊で街の騎士団も手を焼いているらしい。…盗賊だけなら、どうにかなったかも知れないが、あの森の厄介さはそれだけではない。あの森には独自の生態系があり、今でもよく分からない植物が生えていたり、動物が居たりする。更にいえば地面がどろどろしていて、足を掬われやすい。しかし、これは今のぼくたちにはチャンスとなるのだ。危険な場所だからこそ、組織の追手に追いつかれるのを回避しやすい。この森を突っ切るのが町に行くルートの中で最短で、この森を迂回しようとすると、ここから一般人の足で2日程かかってしまうのだ。おそらく、そういう理由もあってしゅうは提案したのだろう。
今、自分達が住んでいる町はアランティアスというそこそこ大きい街なので城壁があり、門から出入りしないといけない。組織の人も近辺を見張っているだろうが、門以外に抜け穴はない。かといって、城壁を乗り越えようとすれば、今度は騎士団からもお尋ね者として追いかけ回される事となるだろう。しかも、乗り越えるにはロープを使う他ないが、そんなものは誰も持っていないので調達するところから始めないといけない。何より登っている間に襲撃されれば一貫の終わりだ。
「…そういえば、俺たちどうやってこの街から出るか考えてなかったな。…」
「…ぼくならこの城壁ぐらい、すぐに飛び越えられるんだけど…ふたりはむ、りだよ、ね?」
「どう考えても無理だろ!?」
「…そんなことできるのでぃあしかいないよ。…」
「でぃあだけ飛び越えて、俺たちは門から出るか?」
「いや、もうふたりの顔は組織に拡まっている可能性が高いかなぁ」
「…女装?」
『えっ?』
ぼくとシュウの声が同時に響いた。
果たして、3人はどうやってこの街から抜け出すのか…
余談)夢に出てきた時は現代でスマホを触っていたので、1話の変更する前はスマホと書いてました…




