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怠惰

りょーちゃんとダンスレッスンを始めた。


ダンスはヘトヘトになりながら行う。




元来の私の技量であれば、

クオリティについてはそんなに問題ない。



『わっ!』


『る、ルナ、、大丈夫、、?』



転んだふりをしてりょーちゃんに

抱き抱えられる。





練習着の薄い布地からりょーちゃんの

感触を堪能する。



りょーちゃんを上目遣いで見る。



顔を赤らめている。




瞳から光は失われているように虚しい目をしている。



明らかに恥じらいと戸惑いがある。

私を抱き寄せる腕には少し力が入ったようだ。






私はさらに顔をりょーちゃんに強く

押しつける。






後ろからため息が聞こえる。

好きなように生きてみる。



それを呆れる人間もいる。

エリカはビジネス的にこのダンスイベントが

成功すれば問題ないのだと話す。




ダンスのクオリティとしてはもう問題ない。

辟易としているのだろう。








レッスンはもう必要ないのに、

こうやってりょーちゃんと距離を縮める為に、

意味のないレッスンを組む。










『ねえ、りょーちゃん、帰りにクレープ屋寄らない?』




『あ・・・・うん、、、』




食べあいっこしちゃおう。




『りょーちゃん、私これがいい。』


『うん、じゃあ、私はこっち。』








クレープを2人分購入する。



屋台の前にある、簡易テーブルに座る。

はむはむと食べる、りょーちゃんを見る。

こうやってしおらしく食べるりょーちゃんを見るといたずらしたくなる。







「りょーちゃん、鼻に生クリームついているよ。」




クレープ屋の前。

二つの影が重なる。




「る・・・ルナ・・人前・・・だから。。。」





丹念にクリームを舐めとる。





りょーちゃんの顔を見る。

明らかに赤らんでいて、目は虚だ。

呼吸はいつもより、荒く。





今ならいけるかもしれない。









『ねえ・・・・りょーちゃん・・・・。』
















りょーちゃんの唇を奪う。

『る、、、な、、、』




キスは生クリームの味がした。



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