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再びの日々

今度は喧嘩別れ。

ただルナさんにあんな風に言われたのは納得が

いかなかった。



『はあ・・・・。』


眠剤とレモン酎ハイの日々に戻る。



もう1本開けようとして、冷蔵庫に向かう。


『あ・・・。』




冷蔵庫は空っぽだ。

ボサボサの髪の毛を掻きむしる。


視線を部屋に向ける。


のそりのそり、四つん這いで床を這う。

空いている缶をだらんと脱力しきった手で持ち上げる。


舌をだらんと出して残り汁がないか確かめる。



『チッ!』


ガバッと起き上がり空き缶を壁に投げつけた。


コンと音がする。

その音だけがアルコール臭い部屋の聴覚を支配する。






『・・・・・買いにいくっすか・・・・』







AM3時。

コンビニのデジタル時計は明け方を告げていた。


『・・・さっせー・・・』




やる気の無い、コンビニ店員。

アルコールコーナーに行く。



近くのカゴを力強くで取り出す。

カゴの束が倒れる。

もたれかかるようにアルコールコーナーの

ガラス戸に立つ。



『たくさんあるっすねー・・・・。』



全体重をかけてガラス戸を開ける。

ガシャガシャと店中に音が響くくらいレモン酎ハイを入れていく。




岩のように重くなったカゴをレジに持っていく。



『・・・・誰もいねえな。』



無人レジにして、

バイトは奥に引っ込んでしまっていた。




ピッ

ピッ

ピッ



電子音がなる。

たまにバーコードが読み取れない。



『チッ・・・。』



ようやく精算を済ませる。



胸元が痒い。

季節外れの蚊に刺されたようだ。

短パンに胸元が緩いタンクトップの格好であれば、無理もない。




岩のような重さを感じながら、自動ドアに向かう。




ふとイートインコーナーに目をやる。


見覚えがある顔。

カチューシャで長い金髪をおでこが見えるように整えて、赤いニットにスキニーのGパン。


ホットコーヒーを啜っていたのは、、







『え、リカ?』



かつてのダンス部の部長だった。


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