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青髪
『また来月、よろしくお願いします。』
通院を終えた。
診察室を出て、車椅子を漕ぐ。
ずいぶんと淡白な対応をする先生だ。
薬局に行く。
院内処方だから、薬剤部に行くのだが、
これまた待ち時間が長い。
病院というのは大半が待ち時間だ。
何もすることの無い時間。
『時間だって、、有限なのに。』
時間は有限だ。
だから1分1秒を無駄にしたくない。
病院にしたってどうせ患者は来るのだ。
だから、待ち時間の解消なんてする必要がない。
『薬、、、は必要だもんな。』
処方された薬を受け取る頃にはすでに太陽は傾いていた。
『疲れた、、、』
今日はまだ一つ予定がある。
病院のレストランで待ち合わせ。
病院の外には行けない。
送り迎えの車が待っているから。
院内デート。
甘美な響きだが、ただ初見の人と会うだけ。
レストランに入る。
『いらっしゃいませ。』
『あー、待ち合わせなんだ。』
レストラン内を見渡す。
ああいたいた。
縮こまるように座る青髪の女の子。
『こんにちは、はじめまして、、テルさん。』
青髪の女の子が顔をあげた。




