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DQN

「裏切りもの。」


「1軍だったのになんであんたは出なかったんだ。」


「人でなし。」



日々届く誹謗中傷のチャット。



「まじ心にくるっすわ・・・・。」



チャットはそんなこんなことがありブロックすることにした。



相変わらず掲示板をROMる日々。

見たくもないのに見てしまうのはなぜであろうか。




ダンス部の名簿。

写真。

さらされる個人情報。




・このエリカって女、まじ牛みてえだなあ。

・一発キボンヌ

・キタコレ!!おっぱーい!!

・特定しますた




ピンポーン!

鳴り響くチャイム


モニターを見ると、見たことのない男の姿がある。

これが毎日だ。



郵便受けに入っている封筒を開けた。

何も書かれていない手紙に何やら粘液質のようなものがついている。



「おええええ!!!!」


思わず、ゲロした。








「あーしはどうすればよかったんすか・・・・」



1軍としてあのゲリライベントに出ればよかったのだろうか。

でも出た部員は全員停学だ。


たかがダンスに人生を振り回されたくない。

私にとって、たまたま才能がそこそこ開花して金になりそうだったから始めただけだ。


そんなものの為に人生を棒に振るなど・・・・・



そんなことはしたくなかった。




・エリカってんのは、LIVE配信にいなかったね

・2軍乙

・所詮はエロ担当乙。

・hshs


こんな書き込みをされることは耐えられなかった。





「そろそろ、DQNの書き込みを見るのはつかれたっすから・・・・・AFKっすね。」



掲示板を閉じようとしたその時。





煌々と光モニターを前にして、

世界が止まったかのように

私は息をひそめた。



その書き込みは




触れたくもない。

見たくもない。

聞きたくもない。



心臓をえぐるのような


ナイフだった。





















「エリカ、閉経乙。」

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