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スキルハント  作者: 如月上下
34/37

歴戦ノ覇者


能力者には落ちこぼれなんていない


エリートやワーストなんてただの社会的格付けだ



実質




深江「エリートを目指そうがカースを目指そうがどちらも一緒って事か」



深江は目の前の男に諦めの言葉を投げつける



頼む、否定の言葉を・・・



伊丹「その通りだ」



しかし伊丹は深江の期待を裏切る台詞を吐き捨てる



その目はひたすらに真っ直ぐに、深江の心の叫びが聞こえているかの様な表情で




深江「・・・蟻塚さんは、それを分かっていてあんな事を・・・」



深江は蟻塚に対して申し訳ない気持ちが溢れてきた



伊丹「彼は彼なりに君の考えを尊重したつもりだったんだろうけどね」



『コワセ・・』



その時、聞き覚えのある声が聞こえる



地面を粉砕しながら蟻が伊丹へと突き進む




伊丹「ほら、君たちの仲間割れなんてそんなもんだよ」


伊丹はまた建物の影へと消えて行った




後に残るは2人の青年



深江「・・・・・何しに来たんですか?」



深江は問いかける




蟻塚「・・・帰ろう」




蟻塚はそう言うと背を向けて歩き出す



深江も釣られる様に歩き出す

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