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歴戦ノ覇者
能力者には落ちこぼれなんていない
エリートやワーストなんてただの社会的格付けだ
実質
深江「エリートを目指そうがカースを目指そうがどちらも一緒って事か」
深江は目の前の男に諦めの言葉を投げつける
頼む、否定の言葉を・・・
伊丹「その通りだ」
しかし伊丹は深江の期待を裏切る台詞を吐き捨てる
その目はひたすらに真っ直ぐに、深江の心の叫びが聞こえているかの様な表情で
深江「・・・蟻塚さんは、それを分かっていてあんな事を・・・」
深江は蟻塚に対して申し訳ない気持ちが溢れてきた
伊丹「彼は彼なりに君の考えを尊重したつもりだったんだろうけどね」
『コワセ・・』
その時、聞き覚えのある声が聞こえる
地面を粉砕しながら蟻が伊丹へと突き進む
伊丹「ほら、君たちの仲間割れなんてそんなもんだよ」
伊丹はまた建物の影へと消えて行った
後に残るは2人の青年
深江「・・・・・何しに来たんですか?」
深江は問いかける
蟻塚「・・・帰ろう」
蟻塚はそう言うと背を向けて歩き出す
深江も釣られる様に歩き出す




