手紙ニハ空白、男ノ闘イ
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深江君へ
私は暫くの間投獄される事になりました
今回の件は本当に申し訳無いと思っています
お詫びと言ってはあれですが、君が疑問に思っている事を話そうと思います。
1.雪鳴について
雪鳴が私の所に来たのは実は3ヶ月前とつい最近なんだ、なので私も限られた事しか知らない
分かっているのは彼女の能力は意志を持っている事
そして彼女自身がその制御能力を備えていない事
2.雪鳴の能力
能力については私も詳しくは分かりませんが
一度聞いた所、君と同じムカデの能力者と言っていましたが、恐らく、それとは別の能力を持っていたのだと思います。
私の中の結論としては、恐らくあの子は
『雪女』の能力を持っていると思われます。
馬鹿らしいとは思いますが綴れば長くなりますので二枚目の用紙に書いておきます。
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手紙に穴が空くほど見る深江
その深江を心配そうに見る一同
元町「・・・なんか分かったか?」
元町は心配そうに聞く
深江「あぁ、雪鳴の能力はどうやら雪女の様だ・・・」
どよめく一同
薊野「でもさ、能力って実在する生き物に由来するんでしょ?」
薊野は信じられないと言う顔で問う
蟻塚「いや、そうとは限らない、さっき見たあの薄気味悪い連中も異常な事ばかりしてたじゃねぇか」
蟻塚の言うとおりだ、先程の殉職課の警備員も深江が出て行ってからタイミングが良過ぎるほど到着が早いし
何より今読んでいる手紙は室内の窓際に置かれていた
本当に薄気味悪い・・・・
薊野「・・・・まぁ、雪鳴ちゃんの氷の城もそうだしこれでは信用するしかないね」
薊野は苦虫を噛み潰した様な表情で納得する
灘「あら?その手紙、もう一枚あるじゃない」
霧無「本当ですね、そちらはまだ読んでないですね」
灘と霧無は一枚目の手紙の裏に貼り付けてある紙を指差す
深江は紙を開けるが途中で文字が止まってしまっている
深江「能力についてはこの二枚目が手がかりの様だ」
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さて、二枚目の手紙を読んでくれていると言う事は既に一枚目に目を通してくれたと言う事でいいかな?
では話します
雪鳴は昔、彼女の両親と共にとある山奥へキャンプに行っていたそうだが、これは私の体験ではなく彼女の両親の話だよ
当時、地球に隕石が落ちるか落ちないかと言う話があってね、まさか本当に落ちるなんて思わないじゃないか
雪鳴は父親と釣りに行った際に父親が釣りに気を取られている隙に何処かへ行ってしまった様なんだ
それと同時刻に母親はテントで読書をしていたらしい、その時テントの入り口の布がひらりと風に煽られて開いたそうだ
その時、母親は慌てて布を閉めようとしたその時、雪鳴が見知らぬ白い少女と共に森の中へ入っていくーーーー・・・
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手紙はこれ以降は白紙だった
蟻塚「要するに、この文章の白い少女が雪女かもしれないってことだな?」
蟻塚は遠目に手紙を読みながら言う
深江「まぁ、そう言う事になりますね」
元町「じゃああれか?俺たちの能力の起源の隕石が降る前から能力があったって事か?分からねぇよ・・・・」
元町は髪をくしゃくしゃとかき乱しながら戸惑う
薊野「とりあえず、調べるにしてももう遅い時間だ、明日にしよう」
薊野は布団を持って来ながら言う
霧無「とりあえず、分からないことを考えても仕方ないので、今日はウチに泊まっていって下さい」
霧無の言葉に甘え、まずは女性陣からお風呂へ行くことになった
十分後
蟻塚「・・・・・なぁ」ソワソワ
蟻塚はソファーに座っているが落ち着かない様だ
薊野「・・・・何だい?」ソワソワ
薊野は漫画を読んでいるが落ち着かない様だ
元町「深江・・・・」ソワソワ
元町は自分を抑えきれない表情をしている
深江「・・・今はそんな気分じゃ無い」ソワソワソワソワソワソワ
深江は、未だ見ぬパンドラのドアをガン見していた。
蟻塚「よし、緊急会議だ‼︎」
ガタッッッッ
その時、男達は立ち上がる
テーブルを囲んで楽園を見るために・・・




