君ハ一人ジャナイ
蟻塚が座り込むと同時に跪く男が一人
元町は自身の氷塊に苦戦していた
氷元町「どうした?口数が減っているじゃないか」
氷元町は口元を歪めながら元町を嬲る
元町「・・・・・黙れ・・・」
元町は体を引き裂かれ、攻撃用の爪を数本折られていた
一方氷元町は傷一つ無く、爪も折れたらすぐ空気中の水分を使い、修復した
氷元町「おやおや怖いね、所であの蟻塚って人・・・自分の幻影をあっさり倒しちゃったね」
氷元町は蟻塚の方を見る、その目には好奇心と畏怖が混ざり合っていた
氷元町「おっと、いけないいけない、僕もちゃちゃっと片付けないとね」
氷元町は元町を見下した状態で攻撃を開始する
深江は蟻塚が勝利し、元町が苦戦している所を見て、試す価値がある事を実践しようと思った
氷深江「・・・・もういいのか、では参るぞ」
氷の鎧を着ている氷深江、しかし深江の考えが正しければ勝機はある
深江「お前らの弱点、分かった気がするよ」
深江は足元にあるこぶし程の氷の塊を手に持つ
氷深江「・・・ふん、当てられるものなら、当ててみろ」
氷深江は先程と同じく高速で接近しようとする
が深江は避けるでもなく氷深江へ向かって走り出す
氷深江「何⁉︎」
氷深江は途中で止まる、しかしその身は深江を超えていた
後頭部への強い衝撃、ふらついた隙に刀にも衝撃が走る
深江は先程拾った氷塊だけで全てやってしまったのだ
氷深江「何故、ここまで」
深江「まず一つめ、お前は一撃攻撃すると必ず静止する、これは肉体への反動なのだろうそれに加えて二つめ、その異常なスピードは能力の物かと思っていたが、氷の上を滑りながらの攻撃なら途中で止まれないはずだ」
深江は淡々と話す
深江「あとお前は何故か近接戦は出来るだけ避けようとする、何故なら足元には自分達の弱点が転がっているからだ‼︎」
氷深江「・・・・その通り、我らは女神様に作られし物、たとえ小さくても女神様に作られていれば氷塊一つで我々は崩壊しかねない」
しかし氷深江は立ち上がる
氷深江「だが、気づくのが遅い、それは蟻塚と言う男や灘と言う女の場合だ‼︎」
氷深江「我々は完成した者、もはやオリジナル・・・・貴様に私は倒せない‼︎」
氷深江は深江の首を掴み、持ち上げる
深江「ぐっ、クソっ」
深江はもがく
意識が遠のく
元町はあまりの出血で立てなくなっていた
氷元町「まさかオリジナルがこんなに弱いとは、残念だよ」
氷元町の爪が振り下ろされる
ガンッ
その時、深江は氷深江の手から滑り落ち
その時、元町には爪は振り下ろされなかった
灘「あんたたち‼︎しっかりしなさいよ‼︎」
灘は氷元町の爪を縛りあげている
薊野「全く、やっぱり僕の力は必要かな?」
薊野は氷元町に血液を付け、能力を発動、破壊する
霧無「おやおや?深江さんもしかして苦戦してました?」
霧無は氷深江の顔を毒液で覆う
蟻塚「流石に弱すぎる自分を倒して終わるって言うのもシャクだ、こっちの方が楽しめそうじゃねぇか」
蟻塚は氷深江の腕を素手で破壊していた
薊野「さてと、総員戦闘準備オッケー‼︎」
氷伊丹「全く、卑怯ですね、殺したくなりますよ」
総力戦開始‼︎




