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スキルハント  作者: 如月上下
20/37

幻影ハ強者ト弱者ノ狭間ナリ


氷柱が一本、先ほどの振動で落ちる


と共に戦いの火蓋は切られた


蟻塚は肉体戦ではなく、白蟻とアゴの大きな蟻を操り、氷蟻塚の陣を乱そうとしている



深江「あの特徴的なアゴの蟻・・・バーチェルグンタイアリか⁉︎」


弱った家畜や人を食べると言われている蟻、まさかこんな所で見られるとは・・・


深江は蟻塚に気を取られながら自身の氷塊に目を向ける


氷深江「・・・・・何だ?俺達の能力が気になるか?ならゆっくり見るといい、待ってやる」



まるであざ笑うかの様に佇む異形

しかし無闇に突撃する訳にもいかない


ここは元町の方も見ておこう



元町は壁に自身の氷塊を押し付けている、氷元町の方は防御に徹しているようで爪は出していないようだ



深江「さて、戦わないと分からない部分が多い様だな」


深江は自身の氷塊を睨みつける


氷深江「やれやれ、やっと戦えるか、では・・・」


氷深江は一歩踏み出す


タンッ


深江「馬鹿な・・・・」


深江は脇腹を浅く切られていた

血が遅れて滲む


一歩踏み出しただけでここまでの威力、5m程離れていた筈なのに


氷深江「これで全力だと思うなよ?」


振り向くと氷深江は刀を持っていた


深江「おいおい、こんなに強いの?」


深江は少しでも自然治癒力を高める為にイモリの能力を発動している


何とか時間を稼がないと


氷深江「・・・せこい」


氷深江は刀を深江の右腕に振り下ろす


ガンッ


深江「流石にこれは止めないとな」


深江は刀をギリギリで受け止める


氷深江「ふん、まぁいい・・・治癒出来るまで待ってやる」


氷深江はその場で座り込む


深江「・・・・いいのか?」


深江は何か違和感を覚えながら問う



氷深江「だが、次は一撃で仕留める」


氷深江は冷たい声で冷たい殺意を向ける




一方、蟻塚は優勢だった



蟻塚「なんだよ‼︎俺の分身って割りにはちと弱すぎねぇか?」


蟻塚は少し怒っていた、自身の分身がこんなに弱くて言い訳がないと


氷蟻塚「自重が・・・立体活動が・・・」


氷蟻塚は顔に亀裂を作りながら苦戦している


蟻塚「はは〜ん、成る程な、お前の氷で出来た蟻は自重に耐え切れずに壁から落ちたりヒビが入ると自壊してるのか」



先ほどから氷蟻塚は自身の氷蟻軍を自滅させていっているようなものだ


氷蟻は氷蟻塚に向かってアゴをカチカチと鳴らしている


威嚇だ




氷蟻塚「っ・・・、殺せ」



氷蟻塚は膝を着く


蟻塚「嫌だ、自害しろ」


蟻塚は不愉快そうに応える


氷蟻塚「・・・・こ、こ、コワセ」


氷蟻塚は叫び声と共に自身の軍に破壊されていく


蟻塚「ったく、気分の悪い終わり方だな・・・」


蟻塚は自身の蟻を見渡す

蟻は自由気ままに歩き回ったり穴を掘ったりしている



蟻塚「お前の敗因は全ての蟻にストレスを与えすぎた事だ、半分は休憩、半分は戦闘にしとかねぇといつかは身も喰われるぞ?」


蟻塚はその場で座り込む


蟻塚「まぁ、もう喰われてちゃ仕方のない話だけどな」



蟻塚は自軍のアリと共に休息を取る

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