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後輩と扇風機
「あ〜〜〜〜〜〜〜」
『エアコンは言わずもがな最強だけど、扇風機も趣きがあっていいよね』
「先輩!我々は宇宙人ですか〜〜〜〜〜〜〜?」
『違うね』
「じゃあなんだというのですか〜〜〜〜〜〜〜」
『扇風機に向かってバカみたいに大口開けた後輩』
「やめられないんですよねえ〜〜〜〜〜〜〜」
『よく飽きないな』
「毎年こうしなきゃ夏が始まらない気がして〜〜〜〜〜〜〜」
『そうなんだ』
「反面、先輩にはもう飽きたのでチェンジでいいですよ」
『なんでだよ!超面倒見いい先輩だろ!』
「そうですね、性格的には申し分ないので顔だけチェンジの方向で」
『そんな方向は行き止まりだよ!』
「でも顔のパーツをチェンジ出来たら便利ですよね」
『それはちょっとわかる』
「理想の顔を、ファッション感覚で選べるんですよ」
『でもそれだと、みんな同じような顔になるんじゃない?』
「一周して、現状不細工と呼ばれる顔に思わぬ希少価値が生まれるかもしれませんね」
『さながらファッショントレンドも一周するかのように』
「だから先輩はそのままの顔でいいと思いますよ」
『そこに含まれたメタファーに気付かないとでも思ったか?』




