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後輩と椅子取りゲーム
「先輩!積年の恨み、椅子取りゲームで晴らさせていただきます」
『キミとの椅子取りゲームだなんて無傷で切り抜けられる自身がない』
「私はきちんとルールは守りますよ」
『本当かな』
「定められたルールを守ることしかできないので独自の創造性等は皆無です」
『まさにゆとり教育の弊害』
「椅子の数は一脚、最初からクライマックスというわけです」
『まあ二人だしなあ』
「それでは始めましょうか」
『……あれ?その椅子が見当たらないんだけど』
「そんな簡単に決着してはつまらないので椅子は遠いところにあります」
『どこだよ』
「山頂、とかですかね」
『過酷過ぎんだろ』
「どこにあると思います?」
『ここから一番近い山ってどこだろ』
「個人的には、沖縄にあると思いますね」
『まさかの観光地』
「あー、でもやっぱり旅行するなら東京は外せないですよねえ」
『椅子取りゲームが決着するまでにすげーいっぱい思い出作れそう』




