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後輩と海
「先輩!海ですよ」
『見ればわかるよ』
「いやあ、海!キレイですねえ」
『こんな状況じゃなければな』
「無人島で遭難なんてよくあることじゃないですか」
『よくねえよ!あってたまるかよ!』
「まあまあ、今回は母なる海のおかげで飲み水には困りませんし」
『困るよ!海水だよ!現在進行形で困ってるよ!』
「そんなに叫んで、喉渇きません?」
『わかってるなら叫ばせるなよ……』
「あっ、あそこ!ヤシの実なってますよ」
『うおお、本当だ!』
「今日はあのテンション高いやつ、やらないんですね」
『あれはハズイ』
「じゃあこの小石で撃ち落としますから先輩はキャッチしてくださいね」
『おう』
「てや!」
『よしきた!』
「おお、ナイスキャッチです」
『ドッジボールじゃ捕球し逃したことないからな』
「あれ?でも、これって」
『どうした?』
「ダルマですね」
『はいはいズッコズッコズコーン』




