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後輩と砂漠化した町
「先輩!喉が渇きました……」
『そんなの俺もだよ……』
「まさか近辺すべての飲料水が無くなるなんて」
『唐突な異世界体験』
「ある戦国武将は持参した梅干しを見て出た唾液で喉を潤したらしいです」
『そんな都合よく梅干しなんて』
「あっ、あの赤いの梅干しじゃないですか?」
『ヒャッホーーーーーーーーーー!』
「あ、ダルマでした」
『ズコーーーーーーーーーーッ!』
「あっ、梅干しじゃないですけどあれリンゴじゃないですか?」
『真紅の宝玉フォーーーーーーーーーー!』
「あ、これもダルマですね」
『ズッコーーーーーーーーーーッ!』
「今日はえらいテンション高いですね」
『ずっこけてばっかりだよ』
「しかしなんでこんなにダルマばかりなんでしょう?」
『ずっこけてもダルマのように七転び八起き、的な話だろ』
「ああ、そうかも」
『ん!?あそこにあるのは本物の梅干しじゃないか!?』
「ああ、そうかもしれませんね」
『……』
「なんですか?」
『ズコれよ』
「ズコりませんよ」




