第6話:闇への扉
怪しげな洋館の前で立ち尽くす士。その視線の先には、クラスメイトの少女らしき者の背中が。いやまだ、そうと決まった訳ではないが……あ、中に入った。
「あれ、光……だよな?」
(匂いで判断するのならば、恐らく)
後ろ姿しか確認できんかったが、所作も記憶の中の彼女と一致する。
「うあぁ~! スッゲェ気になるぅ~!」
士はそう叫び、地団駄を踏む。『侵入して確かめたい』という“好奇心”と、『それは駄目だ』という“常識”の間で板挟みになっておるのだ。
(夜中に叫ぶな! 近所迷惑であろうが!)
「ご、ゴメン……。うぅ、クッソォ~、見たいぃ~」
未だに葛藤を振り切れずに居る士。だが間の悪い事に、背後から声を掛ける者が居った。
「ん? 君、そんなトコで何をしてるんだ?」
振り返ると、此方を懐中電灯で照らす影が二つ。士は顔に手を翳し、明かりを遮る。
「うおっ!? 警察っ?!」
よく見るとそれは、自転車を押す二人の警察官であった。如何やら、二人一組でこの辺りを警邏中であった様だな。夜も更けた頃に、怪しい洋館の前に居る挙動不審な男。それを見た警察官が、職務質問をしようと接近するのは当然だ。しかし……。
(捕まると面倒だ。此処は逃げろ)
(言われなくても……っ!)
警察官等の手から逃れる為、士は脱兎の勢いでこの場から走り去った。
「あ、おい! 待ちなさい!」
慌てて自転車に跨る警察官達。必死に足を動かし、ペダルを漕ぐ音が聞こえる。だが、士は全力疾走。その上、道路だけでなく、周囲の家々の屋根すらも踏に台にしておる。追い付ける訳もない。段々と音が遠ざかっていくのが分かる。
また、飛んだ方が早いのは明らかであるが、流石に街中で飛ぶのは憚られる為、控えた。まあ、その様な事をせずとも、彼等の魔の手から逃れる事ができたので、良しとしよう。顔も、咄嗟に手で覆ったので見られておらん筈であるしな。
時間を空けて熱りが冷めるのを見計らい、シレっと別荘に戻った。
「あら? どこ行ってたの?」
帰って早々、風呂上がりの美咲と出くわした。男が二人(三人)しか居らんとはいえ、家の中をバスローブ姿でウロウロするな。目のど……いや、薬になるから良いか。眼福、眼福。体から微かに香るトリートメントの匂いも、刺激的で魅惑的だ。
「い、いえ、ちょっと散歩に」
視覚と嗅覚をヤラれた士は、それを抑制し、返答する。聴覚もそろそろ限界である。
「ふ~ん、女の子でも釣ってたの?」
散歩だと言うておろうに。貴様の中では、士を一体どの様なキャラで捉えておるのだ? 大人の女性の風呂上がりに遭遇して舞い上がる位には、初心なのだぞ。
「そ、そんなワケないでしょう。散歩がてら、さっきの家を見に行ってたんですよ」
「なんで?」
と、美咲が士の行動に疑問を抱いた時、絶妙なタイミングで神城が入って来た。
「御嬢様、そのままでは風邪を引いてしまいます」
「あーそうね。じゃあ、リビングで待ってなさい」
士は彼女の言う事に従い、そそくさとリビングへ。美咲よ、消化不良は良くて、風邪を引くのは嫌なのか。
数分もせぬ内に、寝間着に着替えた美咲が、リビングで待つ我等の前に現れた。後ろには勿論、神城も付き従っておる。そんな彼女達に、士は事の概要を一から十まで解説した。人形が消えておった事も、警察官に職務質問されそうになった事も、全てである。
「そういうことは先に言いなさい」
人形の件について黙っておった事を咎められた。職務質問については触れて来ぬ。面倒事はやはり避けるか。
「にしても、クラスメイトの光 美輝ちゃん、ねぇ……」
足を組み、顎に手を当てながら考え込む美咲。
「あの洋館の持ち主は、“光”という名前でございます」
神城が補足の説明を入れてくれた。
「今でもですか?」
「はい、“今も”でございます」
ふむ、表札はなかったな。登記が彼女の家名義で為されておるのか。
「気になるわね……」
暫く思考に没頭する美咲。だが、大して間を置く事もなく、こう宣言した。
「……よし! じゃあ今から踏み込みましょう!」
「え!? 良いんですか?!」
彼女の突飛な発言に、ただただ戸惑うしかない士。些か短絡的過ぎる気もするが、そういう積極的で行動力のある女性は嫌いではない。
「御嬢様!? 危険でございます?! 何を考えておられるのですか!?」
(何も考えてないんだろ?)
神城も主の身を案じ、止めようと必死だ。貴様も気苦労が絶えんな。
「大丈夫、大丈夫。名目もちゃんと考えてあるから」
「そういう問題ではございません!!」
主の我が儘に遂、忠実な執事の諫言にも熱が入ってしまう。その内、胃に穴が開くな。
「石森君が空き巣としてあの洋館に入って、私がそれを追うの」
(神城さんの言うことは完全に無視か……)
思っておったよりも、随分と頭の悪い作戦だな。まあ今回は、名目をそれっぽく捏ち上げるだけであるし、別に構わんか。神城には同情を禁じ得ぬが。
「夜は危のうございますので、せめて明日の朝になさいませ!」
説得を諦めた神城は、妥協案を提示してきた。物凄い譲歩であるな。しかし美咲は、それを無碍にし、強引に己の意思を押し通そうとする。
「その間に逃げられたらどうするの?! いま行くのよ! 今!」
「ぐっ……!」
二種類の忠義の間で、葛藤する神城。『主の言う事は絶対』と『主を危険な場所に行かせてはならぬ』、その二つだ。だがそれも、ほんの束の間の事であった。
「……はぁ~、分かりました。ですが、私もお伴いたします」
(遂に折れたか)
神城が深い溜め息を吐いた。己の中で精一杯の折り合いを付けて。
「決まりね。じゃあ、支度するから玄関で待ってなさい」
(また待たされんのか)
先に行った方が良いのでは? 士はそう考えもしたが、寒空の下で待たされるのは御免だ。故に、此処で待っておる事にした。
「私も準備をして参ります」
神城も、何処かへ走り去って行った。夜中に家を留守にするのであるから、戸締りや防犯システムの点検・強化をしに行ったのであろう。
数分後には、準備万端の三人全員が玄関先に集合しておった。
「じゃあ早速。石森君、逃げなさい」
「はーい」
美咲の指示に対して生返事を返し、士は例の洋館に向かって猛ダッシュ。数十秒も経たずに、門の前に到着した。相も変わらず、大きな南京錠で固く閉ざされておるわ。侵入する為には壊さねばならんが、そうすると後々面倒な事になる。だがまあ、士には関係ない。跳び越えれば良いだけであるからな。
「よっ!」
大した溜めを取る事もなく、士は三m程の高さを跳び上がる。
「っと!」
門を越えると、庭の上に降り立った。無論、体勢を崩したりはしておらん。
庭は全くと言って良い程、手入れがされておらん。雑草がボウボウに生えておるのが、その証拠だ。まあ、最長で五年近くは放置されておった筈であるし、当然か。
士はそのまま、扉へと近付いて行った。
「もう先に入っちまうか?」
そう言って、士は扉に手を掛けて引く。だが勿論、開く訳もない。
(止めておけ。後でゴチャゴチャと煩いぞ)
士は目の前の現実と我の忠告を受け入れ、この場で待機。暫く経つと、二人がやって来た。
「拳、開けて」
「かしこまりました」
主人の命を受け、門の鍵を抉じ開ける従者。今時の執事は、ピッキング技術も習得しておるのか。
それは兎も角として、二人も中に入り、士と合流した。
「じゃあチャッチャと入りましょうか」
その言葉が発されると同時に、神城は扉の前に立ち、先程と同じ様に解錠した。古いタイプの鍵なので、それ程難しくはないそうだ。そういう問題なのかねぇ。
それを見計らった美咲が、横からサッと取っ手を掴み、引く。すると、ギイィという錆びた音を立て、扉は開かれた。案の定、埃が舞う事はなかった。
「やはり暗いですね」
神城が主を押し退け、真っ先に中を覗き込んで、一言。危険がないか確認にする為だ。しかしまあ、電気なんぞ通っておる道理はないな。
「ちゃんと最新のライト持ってきたから大丈夫よ」
美咲はそう言うと、神城に持たせたバッグから懐中電灯を取り出した。手で持つ所が長く設計された、警棒としても使えるタイプの物だ。
「御実家が開発したライトでございますね?」
輝度や強度は、軍事用の物を上回るらしい。それに加え、もう一つ機能があると言う。教えてはくれなんだが。
「石森様も、どうぞお使いください」
気を利かせた彼は、士にもライトを手渡そうとする。
「あ、大丈夫です。俺、暗くても見えるんで」
しかし士は、それを丁重に断った。それに片手が塞がると、咄嗟の事態に陥った時に素早く対応できん様になってしまうからな。
「そうですか」
士が発した“夜目が利く”という言葉をスルーし、彼はライトを仕舞った。この『人間ではない』という事を暗に示した発言は、誰が聞いても怪しむと思ったが、そうでもないのか?
「ほら、早く入るわよ」
美咲は手にしたライトで中を照らしつつ、此方に向かってそう言う。
「お待ちください。僭越ながら私が先に」
神城はそう言うと身を乗り出し、中へ入った。まあ、執事として、主やその客を先に行かせる訳にはいくまい。どの様な危険が待ち受けておるか、分からんからな。
「じゃあ君は最後に入りなさい」
士は美咲に殿を任された。丁度、男二人で彼女を挟む陣形になる。
中に入ると、士は真っ先に床へと目を映した。其処には埃が薄っすら積もっておった。ただ、所々に足跡が。やはり、何者かが足を踏み入れておる様だ。
(五年も放ったらかしにしてた割には、結構キレイだな)
残された調度品の質も、割かし良い。とはいえ、クモの巣も彼方此方に張られておる。無論、その創造主も居る。暗闇の中、先頭を歩く神城が行く手を照らすと、其処にはクモが数匹。
「うっ……! く、クモ……っ!!」
苦虫を噛み潰した様な顔で、壁を走るクモを見る美咲。ほんの少しだが、彼女は後退った。
「御嬢様はムシが苦手なのでございます」
「よ、余計なことは言わなくてイイの!!」
ほう、これは良い事を聞いたな。訊いてもおらん主の弱点を、従者が話してくれた。貴様の忠誠心を疑うが、後々の参考にしようとは思う。
一悶着ありつつ、我々は家捜しを再開した。空き家とはいえ、他人の家を無遠慮にズンズンと進む三人。
と、暫く探索しておると、気が付いた事がある。保存状態が割と良いのだ。家とは、ヒトが住まぬと朽ちる物。だがこの館は、意外と損傷が少ない。荒らされた跡もない。
またそれと別に、洋館に残されたのは埃とクモだけではない事が分かった。年代物の甲冑や人間の戦士を模った石像も、廊下の壁に沿って幾つか並べられておったのだ。
「これらも主が居なくなって寂しんでいるのでしょうね……」
立ち止まって甲冑と石像をライトの明かりで眺めながら、神城は呟いた。
「なにロマンチックなこと言ってんのよ。似合わないわよ」
ふむ、“ロマンチック”というより、“メルヘン”といった感じだな。うむ、我が言う事ではないな。ただまあ、物に魂が宿るという現象は、古今東西を問わず割とよく見られる。この国では、《九十九神》と言うのであったかな? 《付喪神》とも書くな。
「さ。そんなのほっといて早く行って」
「はい。では……ぅっ!?」
美咲に急かされ、再び歩こうとした神城。だが、聞こえたのは足音ではなく、何か硬い物に頭を打つけた音であった。ライトを前方に向ける前に歩き出した事が原因だな。
「痛ぃ……っ! な、なんですか? これは?」
唐突な痛みに顔を顰め、額を摩りながらも、神城はライトを改めて前方に向ける。
「なぁに? これ? 壁?」
その音を聞いて、美咲も其方をライトで照らした。其処には、普通であればある筈のない障害物が置かれておった。
「いや、違います。これは……石像?」
我々の行く道を遮ったのは、脇に飾られた石像と同じ物であった。この様な物、先刻まではなかったと思うが、何時の間にか在った。
「廊下のド真ん中にこんなモノ置いとくなんて、危ないわね」
その言葉を聞き、神城は主の往路を確保するべく、動いた。彼は石像を壁際まで退ける為に、軽々とそれを持ち上げて……持ち上げて?!
「彼、結構チカラ持ちなの」
士のギョッとした顔を、態々(わざわざ)ライトで照らして見てから、美咲は言った。いや、だからといって人間大の石像を持ち上げて数mの距離を一息で運ぶなんぞ……。三tは下らんのだぞ? 下手をすれば四tはあるかも知れん。
此奴、やはり人間ではないな。獣人が最も有り得る。次点で《魚人》、もしくは《鱗人》だな。他には、《ドワーフ》や《エルフ》等の亜人。もしくは、それ等のハーフという可能性も考えられる。
神城が石像を移動させると、我々は再度奥へと進み始めた。しかし、それ程進まぬ内に、またもや障害物が立ちはだかる。
「はぁ、今度は甲冑ですか……」
ウンザリといった感じで溜息を吐く神城。今し方の石像と同じく、兵士の甲冑がデンと廊下に立ち塞がっておるのだ。彼は早々に片付けようと、甲冑に近付く。
「あれ?」
だが彼の手は、甲冑を持つどころか触れる事すらできず、虚しく宙を切った。何の事はない。甲冑が一歩後ろへ退いただけだ。
「え? 退いた? っていうか動いた?!」
「甲冑が?! マジかっ!?」
「待って! 誰かが着込んでるだけかも」
そうだ。まだひとりでに動いたと決まった訳ではない。
しかし甲冑は、我々に思考する時間さえ与えてはくれんかった。腰に帯びたロングソードを、スラリと抜き払ったのだ。そして堂に入った構えで、それを我々に向ける。
「模造剣、ですよね?」
士よ、剣一本如きで今更ビクつくな。先日、それなりの数の本物を向けられたばかりであろう。
「あの剣が本物にせよ偽物にせよ、当たればただでは済みません」
そう言うと神城は、主を庇う様に甲冑と対峙した。
「ダミーでも骨折くらいはしそうね」
それなりのスピードで、容赦なく斬り掛かって来る甲冑。神城はそれに臆する事なく、斬撃を腕で受け止めた。すると奇妙な事に、硬い物同士が打つかり合う音が聞こえた。金属と甲羅がカチ合う様な音が。その音に混じって後ろ、我々が歩いて来た方向からも物音が……。
「石森様は後ろをお願いします!」
神城もそれの足音を感知した様だ。其方の迎撃を士に任せた。
「はい!」
後ろを振り返ると、石像が二体。それぞれ斧と槍を構え、ドッシリと立っておる。明らかに敵対的だ。手を差し出すのではなく、武器を刺し出しておる。どちらの武器も石製で、両手持ちである。
奴等が視界に入った瞬間、士は間合いを詰めた。重く鈍い石造りの像は、その速度に付いて来られん。拳を固め、下から上へ突き上げる様に殴り付ける。士のアッパーカットは、斧を持った方の石像の腹に突き刺さった。上下に分断され、脆くも崩れ去る石像。
奴が手放した斧を掴み取り、槍持ちの石像の頭部に振り被った。此方は首を粉砕されるも、動きを止めん。構えた槍で士を貫こうと反撃する。だがその前に、頭のない首に向けて、斧を振り下ろした。その結果、斧は壊れたものの石像は左右に分断され、行動を停止。
そして後には、それぞれ縦と横に両断された二体の石像が転がっておった。
「……まだ動きそうだな」
しかし、士はこれでは物足りん様だ。念には念を入れ、破片になるまで砕いていった。
ふむ。己の体を使って己を徹底的に砕かれるとは、一体どの様な気分なのであろうな? いやその前に、此奴等にその様な感情なんぞある訳ないか。
(あっちはどうだ?)
甲冑を迎え撃った神城が気になる士は、視線を後方に移した。其処には、悠然と立つ神城が居った。目線を下へ遣ると、無惨にもグシャグシャにされ、床に散らばった三体の甲冑が。ああ、我等が目を放した僅かな時間に増えたのか。
改めて神城を見ると、スーツの袖が左右共に破れておる。肩から先がな。まるで、士が腕を魔人化させた時の様だ。邪魔にならん様に自ら破いたのか?
(なんであんな不自然に破れてんの?)
貴様が言えた義理か。もっと酷い状態になるではないか。
「そちらも片付いたようですね」
石像の残骸を確認した神城は、安堵の表情を一瞬だけ浮かべた。そしてすぐにアルカイックスマイルを湛える。
「あ、は、はい……」
心配無用だとは思ったが、一応美咲の安否を確認せねば。そう思って士が彼女の方を向くと、此方は心なしか顔が蒼白くなっておる。何だ? またクモでも目撃したか? まあ、無事ならば良いか。
「さ、先に進むわよ……」
声が震えておる。普段は気丈な彼女が弱々しい姿を見せると……何か興奮してきた。
これで一階と二階は全て回り終えた。後は三階。例の部屋が在る階を残すのみとなった。地下室が在る可能性も考えられるが、巧妙に隠されておるのか入口は見付けられんかった。
三階に上がった我々は、件の部屋の前に立つ。他にも部屋は幾つか在ったが、美咲が此処を先に見たがったのだ。こういう“お楽しみ”は、普通最後に取って置くのが定番では?
神城が扉を開けると、まず人形が目に入った。それは、窓際に置かれた木製の椅子に腰掛けておった。大きさはマネキン位である。しかしそれは、マネキンなんぞ比べ物にならん程にリアルなビスク・ドールだ。洋館の雰囲気も相俟ってか、非常に不気味であった。よくもまあ、この様な物を作ったものだ。
「これが噂の幽霊の正体ですか」
神城は人形に近付き、ジックリと観察する。その後ろで、美咲も金持ち特有の鑑定眼を発揮。
「この人形、なかなかの年月を重ねてるようね」
「じゃあ売ったら高そうですね」
何でもかんでも金勘定に結び付けるな。守銭奴。
「傷みも少ないですし、マニアに売れば結構な価格が付くかと」
「そんなこと出来るワケないでしょ」
神城も悪乗りし出したが、その主がギュッと手綱を締めた。
「ここには何もないようだし、さっさと他の部屋に行きましょうか」
美咲が早くも飽き始めてきた。まあ、この部屋がゴールみたいなところがあったからな。それで、実際に入ってみたらこの結果。肩透かしを食らわされた気分になったのであろう。光も居らんし。
三人は次の部屋に行く為、人形の部屋を後にしようとした。本当に此処で終わってくれれば良かったのだがな。世の中そう都合良くは行かんらしい。ある意味で予想通りの事が起こってしまった。




