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50.光のような
50.光のような
「もしも、ヤモおねえちゃんにいじわるなきもちがあって、マグノリアおばあちゃんにおねがいをしたらマオはかなしくなります。でも、ヤモおねえちゃんはいじわるなんかしません。ヤモおねえちゃんはマオのあいぼうさんです。ヤモおねえちゃんは、やさいしいです!」
マオの笑顔には、屈託がない。
どこまでもまっさらでまばゆい光を集めて、体現したかのようだ。
まるで、マオはヤモに付きまとう闇を払い導いてくれるかのような光。
ヤモは、漠然とだがそう思った。
自然と足取りと気持ちが軽く感じる。
「…マオ、ありがとうな」
「マオもですよ!ヤモおねえちゃん、ありがとうございます!」
「仕事の依頼、きているといいな」
「はい!マオ、おしごとがんばりたいです!」
マオはのびやかに手を空に伸ばした。
光を散りばめたような水色の空は、雲一つなく晴れ渡り、ヤモとマオの背中を押してくれているかのようだった。




