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42.マクリール夫妻のススメ

42.マクリール夫妻のススメ


大満足な朝食を食べ終わり、みんなで片付けをしていた時だった。

「あ、そうだわ!」

テーブルを拭き上げたジーナが声を上げた。


「ヤモ、この後ギルドに行くのよね?」

「ん?そうだな、仕事の依頼が来ているか確認しに行こうと思ってる」

「それだったら、ギルドに行く前に商業ギルドでマオちゃんの口座を作ったらどうかしら?」

「こうざ?」

ヤモと一緒に食器を運んでいたマオは聞き慣れないワードだからか、不思議そうに首を傾げた。尻尾も心なしか「?」の形になっている。


「口座ってのはな、マオちゃん。自分のお金を引き出したり預けたりできる、保管場所のことなんだ。お金を口座に預けておけば持ち歩くお金は少なくてすむし、商業ギルドの方でお金を守ってくれるから安全なんだ」

双眸をぱちくりさせるマオにコンラッドが分かりやすいように説明をする。

コンラッドの説明にマオは真剣な表情で頷いた。

「こうざはだいじなのですね。ヤモおねえちゃん、マオ、こうざをつくりたいです」

「分かった。じゃあ、依頼確認の前に商業ギルドに寄ろう。片付けたら準備をして出発しような」

「はい!ヤモおねえちゃん」

ヤモとマオは手早く片付けを手伝い、出発の準備に取りかかった。

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