3.できたてサモルバーガーに舌鼓
3.できたてサモルバーガーに舌鼓
「コンラッド、バンズ焼けたわよ」
「ありがとよ、もう揚がるから置いといてくれ」
コンラッドはサモルフライを油から上げると、準備していたソースを手早く仕上げる。フライから余分な油が取れたのを確認し、コンラッドはバンズの上にサモルフライ、ソース、瑞々しいレタスとトマトの輪切りを載せてバンズを重ねた。
「完成だ!題して、サモルフライレモンソースバーガー!」
コンラッドはバーガーが載った皿をヤモのテーブルに置く。
「さあ、ヤモ!味見よろしくな!率直な感想、頼んだぜ!」
「ありがとう、それじゃあいただくよ」
ヤモがバーガーを手に持つと、夫妻はワクワクとした表情になる。出来たてのバーガーは温かくバンズはふかふか。ヤモは、まず一口かぶりついた。
サモルフライは外はサクサク、中はとろっと柔らかい。中はレアになっているのだ。サモルのこってりとした脂をレタスとトマトがさっぱりとさせてくれる。
そして、レモンソース。爽やかな酸味の中で主張する、芳醇な塩味とピリッとした辛味が絶品だ。
「うまい…サモルフライも勿論だが、ソースが特にうまい。初めて食べるようなレモンソースだ」
「やったぜ、ジーナ!」
「キッチンかまどの、新しい人気メニューになること間違いなしだわ!」
コンラッドはガッツポーズ、ジーナは手を叩いて互いに喜びあった。




