壁抜けバグ
2015年8月 アメリカのとある街
「おーい!ジェームズ!早く行こうぜ!」
「おう、ウィリアム!すぐ行く!」
俺はジェームズ、大学に入ったばっかりの18歳だ
今は夏休みだから小学からの親友と一緒に映画を撮ろうって話になって
今日はその映画を撮りに近くの倉庫を借りて撮影するんだ
「カメラ持ったか?」
「持ってるに決まってんじゃん、これなかったらどう映画撮るんだよ」
「そういえばジェームズ」
「ん?どうかしたか?」
「マイケルとジョニーは?」
「あいつら遅れてくるってよ、なんか「脚本書くためには他の映画を見ないと行けないじゃん」だってさ」
「まじかよぉ、絶対あいつらスターウォーズみたいだけだろ」
「最近流行ってるもんな」
「んで、あいつら何時にくんの?」
「さぁ、2時には来るんじゃない?」
「2時かぁ、今日は俺達だけでセット作るか」
「ていうか、脚本はもう決まってるんだから見に行く必要なくない?」
「たしかにー、もうスターウォーズ確定じゃん」
「俺達も行くか?」
「行っちゃうか」
ってな感じで映画を作ってんだがなかなか進まなくてね、ん?当たり前だって?いやいや、これでも高校まであいつら遅刻だけは絶対にしなかったんだから
んで、映画館についたらあいつらがもちろんいたんだよ
「お前ら撮影すっ飛ばしてなにスターウォーズ見てるんだよ」
「ゲッ、なんでお前らがいるんだよ」
「お前が連絡したからだろ?」
「そういえば、、、そうだったな、でも、だからって映画館に来ることはねぇだろ」
「まぁ、俺達もスターウォーズ見たかったし?」
「これでお互い様だな、ていうか早くチケット買わないと上演しちゃうぞ?」
「え!もうこんな時間!?早く買おうぜ!」
3時間後
「面白かったな」
「お、そうだな」
「早く撮影行こうぜー」
「でも戻る頃には2時だぞ?疲れたし一旦寝てから夜にまた撮影しようぜ」
「ったく、しゃあねぇな」
「ちょいちょい、流石にそれはないでしょ」
「わかったよ、ちょっとだけ撮影してからまた夜ならいいぞ」
「それ決定」
「ちょっとぉ!」
帰り道
「そういえばさ、最近ニュースで人が壁をすり抜けて消えてるんだってさ」
「なんか怖いけどロマンはあるな」
「ちょっとやってみたいかも」
「でも消えるんだぞ?それでいいのか?」
「でも逆にカメラを持ったまま壁をすり抜けたらいいドキュメンタリーになりそうじゃね?」
「たしかに、でもどうすり抜けるんだろ」
「お前らそういう話はいいからさ、もう倉庫についたぞ、早く撮影しないと」
「わかった、じゃあ配置についてー」
「せーの」
パチンッ
「まさか犯人はお前だったとはな!」
「バレてしまってはしょうがない、いまからお前との最終決戦をスタートするッ!」
「はい、カットぉ、もう少し動き大きくしたほうがいいんじゃあない?」
「おけおけ」
「じゃあテイク4」
パチンッ
「まさかお前が犯人だったとはな!」
「バレてしまってはしょうがない、いまからお前とのs//」
「うわぁぁぁ!」
!?、ウィリアムが地面に消えた!?
「これが壁抜け、、、?」
「うわぁっ!落ちる!」
「大丈夫か!ジョニー!」
「なんとか端に掴まっているけど、、、うわぁぁぁ!」
「ジョニィィィィィィィィ!」
どういうことだ、どんどん仲間が落ちていく、ニュースでやってた失踪事件か?
「ん?マイケルッ!マイケルッ!落ちてしまったのかッ?」
やばい、順番的に次は俺だ
どうする、どうする
「ん?空中にいる?うわぁぁ!落ちてる!クソッ!ここで消えるの、、、か、、、」




