表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢ですが、婚約を破棄されて隣国に追放されたので、祖国の中枢システムを買収してクラウド移管させて利用料をぼったくりますわ!おほほほほ!  作者: 三咲 美月
振り返りですのよ、おほほほほ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
46/80

第四十六話「天災のようなものですわ、おほほほほ」

「どういうことなんだ?」

ヨシチェックは狼狽している。

学院の卒業パーティーという公の場で婚約破棄したのだから自業自得ではあるが、ほぼ全生徒から「現実は悲しい」みたいな視線を浴びせられる。

(みんなしてハルカ嬢ををいじめていたのに、なぜここで全員ハルカ嬢に同情しているような視線を余に送る?)

ヨシチェックは『愚か者連盟』の存在を知らないので当然の反応である。


「本当にどうするおつもりかしら…。

まぁ、大体の火消しと根回しは私の仕事ですわね」


苦虫を噛み潰したというのはアカリも同様である。

「…この時を見つめて、そうなるならそうであれと行動しつつも、願わくばこうならないでほしい、そうも祈りながらこの数年過ごしてまいりましたわ…。

そう、地震や火山の噴火のように…。

しかし回避できませんでしたわね」

『愚か者連盟』の目的はいつのまにか「ヨシチェックを更生させる会」になっている。

その更生過程で、高確率で婚約破棄は避けて通れないーーハルカもアカリもそう試算していた。


ハルカとてヨシチェックが嫌いなわけではない。

むしろ、「王座に興味はない」というヨシチェックが、国王の一人息子であるがために世襲しなくてはならない境遇を不憫と思い、少しでも良い国王となる一助になれれば、それが自身の役割なのであろうとさえ覚悟を固めていた。

しかし、一度失わなければ大切なことに気づけないなら、婚約破棄されることもやむなしーー

そして結局、最終手段になってしまった。


ここから先はアカリの立ち回る番だ。

事前のハルカとの打ち合わせ通りにヨシチェックにハルカが今まで何をしていたのか分からせなければいけない。


「ハルカ嬢はこんな面倒な方をずっと真正面から支えていたんですのね…」

裏から根回しをするというアカリとは全く別の方向性で。


アカリはひどく頭が痛かった。

もはや他の病気なのでは?と疑うレベルで頭痛がする。

「棒で殴ったような痛みはすぐに入院が必要って言いますけど、棒で殴られたことがないからわかりませんわね…頭が痛い…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ