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⑤「文藝春秋」追悼抄

赤村勲(ミステリ作家)



宮本先生まで、ついに逝かれてしまったんですね・・・三島由紀夫、寺山修司、中井英夫、塚本邦雄、先生はそういう系譜に連なる孤独に輝く遊星でした。



他の人は色々、言ったり、書いたりしていますがね、今だから言えますけど、先生はプロポーズにも二度、失敗していて、ただそういう暗いところを出すのは大嫌いでしたね。



あと東大の先生が大学のシステムが悪いとおっしゃってましたけど、あの先生はどんないいシステムがあっても組織というものとはあいいれなかったんじゃないかな。システムの問題じゃないと思う。本質的に孤独を抱えていたんですよ。表面上は本当に感じのいい人でしたけどね。



でも、本当の作家ってそんなもんじゃないかと思うんですね。それで、お互い本当の孤独っていうパスポートを見せて、束の間、交流をする。私なんかは中井英夫の「虚無への供物」に魅せられて、幼稚なエピゴーネンだったけど、先生は目をかけて下さいました。



最近はたまにお目にかかると異端作家たちの思い出をポツリポツリと話していました。



先生、私ももうすぐそっちに行きますからね・・・

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