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7/12

透水冬花

今日は終業式。

展開が大分早いが仕方ない。期末テスト後には大体なァンにもない。

放課後、校門で帰る前に話した。

「今日で一学期終わりだね」

「ね。あ、そうだ。今日の夏祭り行く?」

「そっちの方夏祭り今日なんだ。」

「あ、そっか。翼の方家遠いもんね。今日あるよ。ウチ今日塾やけど」

「そうなんだね。僕も今日塾だけど」

「え、誘おうと思ったんだけど二人とも塾が…一人で行くのも悲しいし引きこもろっかな?」

「自分空いてる」

「え!?海月空いてるの?じゃあ一緒に行かん?」

「おけまるポンポコリン」

「よっしゃ。じゃあ17時半になったらピンポン押しに行くわ」

「りょ」


17時半になった。空はまだ明るい。夏だからね。黄色の甚平を着ていった。

インターホンを押しに行こうとしたら、玄関前で赤い甚平を着た奴が黄金の目をこっちに向けていた。

「待った?」

「そんな待ってない」

「ならいいや。行こう」

てくてく歩いていった。

「今日はありがとう。一緒に来てくれて」

「別に。昔から仲良かったし、久しぶりに二人で行くなぁって思うよ自分は」

「確かに二人で行くのは久しぶり。確か小2のときは空が熱で行けなかったんだよね。懐かしいな」

「小学生の時に戻りたいんだ。自分。あの時みたいに気楽に生きたい。勉強なんかに追われたくない。毎日駆け回って、ゲームして、ご飯食べて寝るだけの生活を永遠にしたい」

「分かる。ずっとパソコンして、遊んで、寝ていたい。そんなことが永遠に続くと考えられた小学生に戻りたい」

「修学旅行、楽しかったね。日光行ったの。お土産見るのが楽しかった」

「ね。俺は家族のお土産で持ち金使い切っちゃった。クラは何買ったけ」

「自分はあれ。猫のキーホルダー。あとはお菓子」

「昔からお菓子好きよね君」

「当たり前だ。美味しいから」

そんなこんな30分。会場の公園についた。

「何買う?俺はフルーツ飴買う」

「自分は焼きそば買ってくる」

「了解。買えたらメールする」

「ぬ」

フルーツ飴の屋台はとても空いてた。

折角なので食べたことのないすもも飴を買おう。代金は200円。残金1300円。

直ぐに飴は買えた。本当に人がいなかった。

見た目はすももに水飴をかけたようなのも。割り箸が着いている。

それを片手にメールをした。

・今買い終わった

ー焼きそば混んでるすまん

ーーわかった。金魚すくいの近くのベンチで待ってる

ーーー了解

メールの最後、金魚すくいの近くのベンチに移動した。携帯で放置ゲーを起動した。

そこから5分後、海月が来た。

「ごめん待たせて」

「いいよ大丈夫。さ、お食べ」

「いただきます」

二人して食べ始めた。すもも飴は好みの味ではなかった。イチゴ飴にすればよかったなぁ。

海月はあっとゆうまに平らげてしまった。

2人でゴミを捨てた。

「さあ、次は何をするか?」

「割り勘でポテト買わない?」

「ナイス」

「600円だから一人300円。いける?」

「いける!」

「じゃあ行こう」

そしてポテトを買った。残金1000円。

ベンチに腰掛けて食べた。

「美味しい?」

「うーん。もう少ししょっぱいほうがいい。あと熱い」

「じゃあ飲み物買ってくるよ。なにがいい?」

「レモンスカッシュ。あと買えたらフランクフルトください。金は払う」

「了解。自分タピオカ買うから暫く掛かる」

こうして買いに行った。

レモンスカッシュは空いた。タピオカは10分かかった。フランクフルトは空いてた。

「ただいま〜」

「おかえり」

「買ってきたよ」

「ありがとう。はいお金800円」

「Thankyou」

「レモンスカッシュ一口いる?」

「いいの?ちょうど気になってたからありがとう!じゃあタピオカ一口いる?」

「ではお言葉に甘えて」

レモンスカッシュ一口のんだ。とても甘い。シュワシュワと甘酸っぱさが市販と比べて好み。

少し飲んで返した。

「美味しかったよありがとう」

「そっちもありがとう。」

そう言ってフランクフルトを食べた。フランクフルトは市販と比べてとても長い。

確か屋台の人は25cmの3cmって言ってたな。確かにでかすぎる。

海月はちまちま食べている。

隣りに座って携帯を俺は見始めた。

5分後食べ終わった。

「さあ、そろそろ帰るか。補導時間になってしまう」

「そうだね。今日はありがとう。これ。お礼。駄菓子屋で買ってきた。」

「おおお。タバコみたいな砂糖菓子だありがとう」

「あ、そうだ。自分、お母さんが車で迎えに来るの」

「そうなのね。わかったじゃあね」

「バイバイ」

そこからてくてく帰った。

海月は親の迎えが来たから一人だ。今日は楽しかったな。

この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません

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