Don't Have Platinum Mental.
前回のあらすじ。
遥か遠くの星から宇宙人が攻めてきた。超能力を操る宇宙人は手強かったが、無事倒した!
そして宇宙人と人間のハーフ、通称「エーデルウィズ」を宇宙人の捕虜となった人間の子含めた1000人が日本の研究施設で育てられた。けどなんかあって爆発して、エーデルウィズ全員児相送りにされて研究中止!
なんやかんやあって12年後、俺水雲は友達の海月と空と共に中学に入学。そして、謎の転校生翼によって俺はエーデルウィズだということが判明、しかも翼は勿論ここと、海月や空もエーデルウィズだと言うことを知って、今パニクってる!
………これが昨日の出来事だ。
信じられるか?12年間人間として育てられたのに突然、お前は宇宙人と人間のハーフだ。って言われたら。正直言ってショックだった。ただ宇宙人と人間のハーフ、エーデルウィズだっけか?の特徴である、超能力エネルギーを目視することができるかつ、超能力エネルギーによって髪の毛の色や目の色が変わるっていうのを聞いて少しワクワクした。
だって俺の好きな日常系アニメだって、髪の毛が青いキャラとか普通にいるのに現実には居ないんだぜ?虚しいよな。
だからワクワクしたし嬉しかった。
今日は、俺がどのような超能力を使えるか放課後調べるらしい。今日は3時間授業なので早く帰れる。そこから翼の家に集まるとのこと。
一時間目の教科書配布以外寝た。
………そうして放課後になった。帰ったらまずは学校に集まってそこから翼の家に行くらしい。とりあえず、リュックには本と筆記用具とココアとおやつを入れておこう。
………全力疾走で学校に行った。
そこにいたのは空だけだった。
「他の皆は?」
「知らない」
………話があまりのらない。気まずい。
気づけばお互いスマホを見てた。WiFiがないからとても重いけど、好きなアニメの二次創作R15リョナをひたすら見た。空のは知らん。
………5分くらいしたら翼と海月が来た。
「ごめんね。遅れた。待った?」
「待ってない」
即答した。
因みに服装をいう。
翼は紺色の甚兵衛にサンダル、海月はダボッとした白半袖ロングTに黒い上着、それにピッタリした長ズボン、空はThe森ガール系のファッションだ。因みに俺は黒パーカに黒ズボンの全身真っ黒だ。
「全員揃ったね」
翼が言った。
「それじゃあ、行こう。」
トコトコと歩き始めた。途中みんなで話をした。学校の周りは翼が住んでいるところよりかは田舎だけど県庁には出やすいこと、反面翼の住んでいるところは県庁にはでにくいけど東京には出やすいこと、担任の机にはなぜか150体ほどのロボット人形が並べられていること…結構どうでもいいことだけど話すのは楽しかった。
40分くらい歩いたら奴の家に着いた。
近くにバス停がある普通の一軒家。
「お邪魔します」
一言言って入った。
翼について行った。階段をトタトタ登って奴の部屋に来た。
部屋は…まあそれなりに汚い。招かれてるんだから文句は言わない。
「今日はきてくれてありがとう。」
「本題にいく前に飲み物はなにがいい?コーヒ牛乳がミルクティーかオレンジジュース」
「俺はオレンジジュースがいい」
「うちコーヒー抜きコーヒー牛乳ココアパウダー入りで」
「自分ミルクティー」
持ってきてくれた。コーヒー抜きコーヒー牛乳ココアパウダー入りとかいう滅茶苦茶なやつもなぜかあった。なぜだ?
「さて、本題にいこう。」
「本題って、超能力のことだよな?」
海月よ。お前は忘れていたのか?
「で、どうやって調べるのか?」
「簡単さ。この水晶を触るだけでわかるのさ。何も考えないで触ると勝手に能力が発動するのさ」
「ひとついい?もし危険な能力の場合、部屋が大惨事にならない?」
「安心して空。たとえ爆発しても毒が噴出しても、3秒で元通りさ!宇宙人的な超絶パワーで」
「もし、人が死んだら…」
「もし死んだら、一生国家の犬として復活することができるよ」
「国家の犬って?」
「簡単さ。有給年20日、週休2日、残業代なし、残業時間120時間で働くことができる犬になるの」
翼よ…なぜそんなことを知っているのか?
「さ、始めよう。誰から触る?」
「お前から始めたらいいんじゃないか?」
「え?僕?能力自体はわかっているけどいいよ。」
翼が水晶を触った。水晶がブラックライトを当てたサファイアのようなピンク色に輝いている。
するとゴゴゴゴゴォルァと低い音が聞こえた。地響きもすごい。
ふと目の前が暗くなった気がする。上を見てみるとでっかい星が落ちてきた。
虹色の閃光、黄色のような白のようなピンクのような物体。
結果、部屋は前回真っ黒こげで道路もボコボコに水道管から水が噴き出し。
地獄絵図。車もぺちゃんこ。
けどびっくり。三秒たったら元通り。
「どう?僕の能力。僕の能力は流れ星を降らせる能力。流れ星というより隕石かもしれないね。けど威力も大きさも落下点も操れるよ。」
操れるならもう少し流れ星の威力抑さえろよ…
「だから注意してね。この水晶を触ると体の奥から無理やり超能力エネルギーが引き出されいるから威力をコントロールすることができないから」
…
「さあ、だれから触る?」
「自分からいい?」
海月よ…勇気があるな。勇気?
そして、奴が触った。あいつの髪と同じ、夜空のような紫色に水晶が輝いた。あいつもほんのり輝いている。
結果、水晶がぶっ飛んだ。防災無線放送からこんな音声が流れてきた。
「ミサイル通過。ミサイル通過。先ほど、この地域の上空をミサイルが通過した模様です。不審なものを見つけた場合は決して近寄らず、直ちに警察や消防に連絡してください」
…その二秒後、爆発音が響いた。煙に轟音。真っ赤な炎に包まれている。煙の位置的に学校だろう。
…三秒後元に戻った。
…こんな能力いやだ。
「君の能力は、ミサイルを生み出す能力だね。これからは自分の意志で、自分の望む大きさ威力のミサイルが出せるよ」
海月は立ったまま固まっている。ちょっと過呼吸を起こしている。直後ばたんと倒れた。
とりあえず、部屋の隅に運んでやった。
「次、俺さわっていい?」
多分何かしらダメージを受けそうだから先にやろう
「いいよ。うち最後にやる。」
メンタル強いなぁ。
水晶に触れた。とても冷たくて心地よい。coolかcoldのどちらか、というとちょうどcoldよりの真ん中だ。周りの風が変わった気がする。
周りが一瞬チカッと光った気がする。
…気が付いたら水晶が消えていた。どこに行ったのか?
あった。部屋の壁にめり込んでいた。水晶も壁もひび割れていた。水晶に至っては半壊。
「なにがあったのか?」
「水晶が音速で吹っ飛んだよ。多分次からはスピードをもう少しコントロールすることができるよ」
…怖い。怖すぎる。あ、直った。
後ろを見たら、空がやりたそうに見ているので変わった。
奴が水晶を触った。水晶があいつの髪と同じ夕日のようなオレンジ色に輝いている。
直後、何も起こらなかった。
………へ?
何も起こらなかった。爆発音も鳴らないし、至って平和。
けどなんか少しだけ体が軽くなった気がする?
「君の能力はちょっとだけ体調を回復させる能力だね。多分できるとしても勉強しすぎて頭が痛いとか紙で手を切ってしまった!位の怪我とか体調を直せる程度だと思うよ」
………地味に役に立つのかわからない能力だな。
「地味に役に立つのかわからないね」
ハモった。空さん、ハモってしまったよ。
「あ、そうだ。僕たちエーデルウィズについての秘密、というより情報、知りたい?」
「知りたい」
「教えて」
「気になる」
俺達の意見は同じだった。
けどなんで翼なんかが、こんなに情報を知っているんだろう?
一体何処で情報を手に入れたのか?
そんなことを疑問に思いつつ、話を聞くことにした。
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません




