驚きの船
「では、行こうか」
『あ、俺の役目終わったしあとは頑張ってね。』
ノヴァは言った。しかし、ノルジェは驚きを浮かべた。
「運んでくれないのかい!?」
『運べるわけないだろ!?どこをどう見たら人を運べる大きさなんだよ!?』
「仕方ない。じゃあ、コレをこうして…」
ノルジェはそこら辺に置いてあった小型ボートにまた違う道具を取り付けた。
すると、巨大な船が現れた。
(うん、ドユコト?)
ノヴァがこう思うのも仕方がない。まず普通の人生を歩んでいたら経験することはないことなのだから。
『えっと?どこから出したの?』
「うん?元からあったよ?」
『え?何言ってるの?ここには一人用くらいのボートしかなかったよね?』
「あー進化させた」
『終わってる…この世の物理法則無視すんなよ…』
「さあ、乗った乗った!」
『そんな簡単にスルーしていいことではない気がする…乗ってもいいのかな』
そりゃ、目の前にいきなりボンッと出てきた船だ。ノヴァには不安があった。しかし、この目の前にあるいかにも豪華!という船を前にして乗ってみたいという気持ちもノヴァにはあった。
結局ノヴァは………
『まあいいか』
好奇心に負けた。
船の中は、食堂や客室バスルームなど高級ホテル並みの設備が揃っていた。
ノヴァは部屋に案内されノルジェに料理を作り終わったら食堂に呼ぶと言われた。
『…これどうやって動くんだろう?』
しばらくすると船体が、浮き始めた。
『…え?飛ぶのマジ?飛行船なの?』
ノヴァは驚いていた。
『まぁ…周りに海ないし空しかないのか…』
ノヴァは別にそんなことはないとわかっていても強引に自分を納得させた。
窓から空を覗くと下に雲が見えた。更に遠くには積乱雲などが見えた。
『え…この船どんだけ高くを飛んでるの…』
ノヴァは驚いた。が…
『移動スピードは速いし、中も快適だからまあいっか。』
スルーした。
その後ノルジェに呼ばれて食堂で料理を食べている時だった。
(結構うまいな。行動は破茶滅茶なのに料理うまいのかよ…)
[緊急事態発生!!!緊急事態発生!!!]
この世界の物理法則はどうなっているんでしょうか…一応地球のはず無んですけどね…
ノルジェ怖い…ノヴァ!負けるな!何にかは分からんけど…そう言いたくなる…
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